2015.03.03 Tuesday
最近読んだ本《再読》:『『ハンナ・アーレント 「戦争の世紀」を生きた政治哲学者』(矢野久美子 2014 中公新書2257)』
宮田光雄『ナチ・ドイツと言語 ヒトラー演説から民衆の悪夢まで』の読後感に「それにつけてもアーレントの著作を読まなきゃと思う今日この頃・・・」と書いたので、読みました。ここのところ「〇〇の読後感に…と書いたので読みます」というパターンが続いています。何かしら思うところがあって本を読んでいるということでもあり、有言実行でもあり、まあよいことなのではないかと。
今回は再読です。前回は『今こそアーレントを読み直す』(仲正昌樹 2012 講談社現代新書1996)と合わせて読み、その読後感に「もしも今回の2冊のうち1冊なら読んでみようと思われる方には、私はまず仲正本『今こそアーレントを読み直す』(仲正昌樹 講談社現代新書)の方をお薦めします。」と書きました。良い意味でアーレントの考えを端的に手っ取り早く知ることができるという点で『今こそ…』の方を推したのです。
その後「アーレントの生涯を追いながらその流れの中で思想の展開と主要な著作を紹介していく、いわばオーソドックスな入門書」である本書を再読し、改めてアーレントの思想を彼女の生き方と重ね合わせながら再確認するとともに、彼女の周辺の思想家、具体的にはエリック・ホッファーを再発見することもできました。
今回は再読です。前回は『今こそアーレントを読み直す』(仲正昌樹 2012 講談社現代新書1996)と合わせて読み、その読後感に「もしも今回の2冊のうち1冊なら読んでみようと思われる方には、私はまず仲正本『今こそアーレントを読み直す』(仲正昌樹 講談社現代新書)の方をお薦めします。」と書きました。良い意味でアーレントの考えを端的に手っ取り早く知ることができるという点で『今こそ…』の方を推したのです。
その後「アーレントの生涯を追いながらその流れの中で思想の展開と主要な著作を紹介していく、いわばオーソドックスな入門書」である本書を再読し、改めてアーレントの思想を彼女の生き方と重ね合わせながら再確認するとともに、彼女の周辺の思想家、具体的にはエリック・ホッファーを再発見することもできました。