今年最後の本番、東京サロンオーケストラの大田区立特別養護老人ホーム蒲田の慰問演奏会が12月22日にあり、指揮と司会を担当しました。
どういうわけか今回の司会のトークは関西弁になってしまいましたが、やっぱり言語形成期に神戸とか奈良とかにいたせいで、関西弁が楽やねんね。
東京サロンオーケストラ 大田区立特別養護老人ホーム蒲田慰問演奏会
日時:2012年12月22日(土) 14:00〜15:00
場所:大田区立特別養護老人ホーム蒲田
曲目:クリスマス・フェスティバル(ルロイ=アンダーソン)
ワルツ「南国のバラ」(J.シュトラウスII世)
接続曲「美しき日本」(山本正一編曲)
東京ラプソディー(詞:門田ゆたか 曲:古賀政男)
青い山脈(詞:西條八十 曲:服部良一)
山小屋の灯(詞・曲:米山正夫)
見上げてごらん夜の星を(詞:永六輔 曲:いずみたく)
アンコール曲
ふるさと
東京ラプソディー
茨城大学管弦楽団の本番を終えると、すぐに車を駆って土浦市民会館に直行しました。翌日の土浦交響楽団の第65回定期演奏会のリハーサルに出るためです。確か数年前の記事で「二日続きの本番はやめよう」と書いたような気がするのですがね・・・。
本番当日は前日の雨がすっかり上がって好天に恵まれましたが、衆議院議員選挙と重なりました。選挙と演奏会は一見何の関係もなさそうですが、役場関係に勤務する団員数名が選挙事務に動員されて、本番に乗れなくなったり受付の手伝いに来られなくなったりと、実はけっこう影響を受けてました。
(写真は演奏会プログラム)
土浦交響楽団第65回定期演奏会
日時:2012年12月16日(日) 14:00開演
場所:土浦市民会館 大ホール(茨城県土浦市)
曲目:交響詩「レ・プレリュード」(リスト)
バレエ「白鳥の湖」よりI(ナレーション付き)(チャイコフスキー)
交響曲第3番「スコットランド」(メンデルスゾーン)
アンコール曲
バレエ「白鳥の湖」より スペインの踊り(チャイコフスキー)
指揮・ナレーション:大河内雅彦
さあ、今年出演予定の演奏会もようやく残り少なくなってきましたよ。後で追加された12月22日の演奏会も含めると最後から3つ目の演奏会、茨城大学管弦楽団第38回定期演奏会が12月15日(土)に行われ、エキストラで出演しました。このオケとはもう15年近くのおつきあいになりますが、大学オケは学生が入れ替わっていくのでいつも新鮮な感じで、楽しみにしています。年齢的には団員の親の世代ですが、せめて気持ちだけは若くありたいものです。
<写真左は演奏会プログラム。右はおまけパンフレット「Primo」で、内容は簡単な楽器紹介と配置図、演奏会での注意事項など。>
茨城大学管弦楽団 第38回定期演奏会
日時:2012年12月15日(土) 14:00開演
場所:ひたちなか市文化会館(茨城県ひたちなか市)
曲目:歌劇「ロザムンデ」序曲(シューベルト)
小組曲(ドビュッシー/ビュッセル編曲)
交響曲第8番(ドヴォルザーク)
アンコール曲
そりすべり(ルロイ=アンダーソン)
指揮:佐藤雄一
このブログの読者の中には、今年の6月から7月にかけての六条(六條・鹿茸)豆腐についての連載をお読みくださった方もいらっしゃるでしょう。「シリーズ六条豆腐」と銘打って、本編5編(うち本土編3、沖縄編2)と補遺2編にわたって、今ではマイナーな存在になっている六条豆腐という食品を、歴史的展開と地理的広がりのタテ・ヨコ2面から追いかけてみたものでした・・・と書くと、何だかスケールの大きなロマンあふれる雄編のようですが、中味は史料と論文の切り貼りで、大したものではありません。しかも沖縄にあった2種の「るくじゅう」(紅型の型彫りの際の下敷きに使われるものと、豆腐を生のまま軽く発酵させて焼いて食べるもの)の系統・成立について、一度は仮説らしきものを立てながら、その後に見た『御膳本草』という史料の内容のためにその仮説モドキが揺らいでしまい、「これは宿題として預らせていただき」と、結局は尻切れトンボに終わっています。
その後この問題を時間をとって考えることはありませんでしたが、何となく頭の片隅には引っ掛かっていたのです。そしてある日「お、これは!」と気づきました。上記の2種のるくじゅうと『御膳本草』所収の「ろくじう」をひっくるめて、もう一度仮説にまとめ直せるのではないかと思えてきたのです。宿題をいつまでも伸ばしてないで、早く終わらせて遊びに行きたいもんね(笑)。
例年になく演奏会出演が立て込んでいる今年の秋冬シーズンの第7弾「同志社東京アンサンブル第12回定期演奏会」が12月2日の肌寒い日曜日に行われ、トラで出演しました。コントラバスの人数がそろわないということで、同志社OGでアンサンブル・ゴンベェ主宰の佐藤京子さんを通じてお話があり、今回初めてのお手伝いです。直前のアンサンブル・ゴンベェの演奏会からは8日しか空いてません。うーむ厳しいぜ。
このオーケストラは関西屈指の学生オーケストラである同志社交響楽団の東京近辺在住のOB・OGで構成されていて、アンサンブルと名乗っているとおり編成はあまり大きくありませんが、さすがは同門のよしみで和気藹々とした雰囲気で活動されています。演奏会の冒頭に同志社カレッジソング(カレソン)を、指揮者の指揮でなくコンサートマスターのリードで演奏するのも、同志社交響楽団ゆかりの伝統なのでしょう。
同志社東京アンサンブル第12回定期演奏会
日時:2012年12月2日(日) 13:30開演
場所:サンピアンかわさき-川崎市立労働会館 大ホール(神奈川県川崎市)
曲目:同志社カレッジソング
「劇場支配人」序曲(モーツァルト)
交響曲第2番(シューベルト)
ヴァイオリン協奏曲(ベートーヴェン)
アンコール曲
ハンガリー舞曲第5番(ブラームス)
独奏:中川直子
指揮:佐藤 迪(すすむ)