昼休みのクズ群落

 お彼岸を過ぎてようやく涼しくなったので、9月25日から昼休みの散歩を再開しました。つい先週まで夏の暑さが続いていたので、まだツクツクボウシが何匹も鳴いていますが、ふと静かになるとコオロギの類の秋の虫たちの声が聞こえてきます。夏の間に茂り放題に茂ったクズの群落には今年もきっとツチイナゴがいるに違いないと思って、9月26日に会社の近くのクズの群落を訪ねてみました。

セイタカアワダチソウ セイタカアワダチソウはもうすぐ花が咲きそうです。まっ黄色の花が咲くといろいろなチョウやアブ、ハナムグリたちがやってきて賑やかになりますが、私は黄緑色のつぼみがつぶつぶしている時期のセイタカアワダチソウが好きです。このつぼみはもうだいぶ黄色く開花直前で、残念ながら私の好みの時期をやや過ぎてしまっています。

ススキ ススキの穂が風になびいていました。もう少し経つと花が開いて、穂全体が白く呆けてしまいます。しなやかな穂のつやつやした薄赤と白銀が日の光を受けてきらきら光るのはほんの短い間だけなので、この時期の穂を見られて幸せでした。

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| 身近な自然 | 08:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
コノスルのゲヴュルツトラミナー
コノスルのゲヴュルトラミナー 以前アルザスのワインが好きなことを書きましたが、そのときにも書いたとおり、アルザスのワインは飲食店にも酒屋さんにもスーパーやデパートの酒売り場にもなかなか置いてなくて、あっても値段が高いのが難点。でもね、先日ちょっといいものを見つけましたよ。チリのワイナリー コノスル Cono Sur のゲヴュルツトラミナー Gewürtztraminer です。
 ゲヴュルツトラミナーはリースリングと並んでアルザスワインによく用いられるブドウ品種で、果皮はリースリングが緑色なのに対して甲州のように赤くなり、できるワインも黄緑がかったリースリングに比べて黄色が強く香りも複雑です。またコノスルは自転車を描いたラベルの比較的低価格のワインでおなじみのワイナリーですが、この価格帯の主力品種のカベルネ・ソーヴィニヨン(赤)やシャルドネ(白)に留まらず、さまざまな品種のヴァライエタルワイン(ブドウ品種別のワイン)を作っています。しかも価格がリーズナブルで、今回買ったゲヴュルツトラミナーも1本910円とアルザスワインの1/3のお値段でした。
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| 飲み食い、料理 | 10:37 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark |
自分が出た演奏会:東京プロムナード・フィルハーモニカー第7回定期演奏会
プログラム表紙 アマチュアオーケストラの演奏会はだいたい春と秋に集中する傾向がありまして、今年の秋シーズンに私が出演を予定しているいくつかの演奏会のうちの最初の演奏会が9月9日(日)にありました。
 ところで9月9日というと、昔の中国では「重陽(ちょうよう)の節句」といって、盃の酒に菊の花を浮かべて飲む慣わしがあったそうで、風流なものですなあ。もちろんただそれだけの日ではないのでしょうが、私が覚えているのはそこのとこだけです(笑)。もちろん旧暦での話ですし、そもそも日本と気候も違うのでしょうが、この日の東京はまだまだ残暑厳しく、菊の花の風情など微塵もありませんでした。

東京プロムナード・フィルハーモニカー 第7回定期演奏会
日時:2012年9月9日(日) 14:00開演
場所:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール(東京都葛飾区)
曲目:交響曲第2番(ベートーヴェン)
   交響曲第5番(チャイコフスキー)
    アンコール曲
   ポルカ「雷鳴と稲妻」(J.シュトラウスII世)
   ラデツキー行進曲(J.シュトラウスI世)
指揮:佐藤 迪(すすむ)

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| 自分が出演した演奏会 | 20:46 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
Nikomat FT2 入院
 ヤフオクで入手したニコマートFT2の露出計が冬の朝の屋外撮影で不調になったことは以前書きました。その後は「人間露出計」(フィルム外箱の表を目安に勘で露出を決める)で撮影していて、それでも特に大きな問題はなかったのですが、やはり本来の機能を殺して使っているのは気分が悪いので、修理・整備に出すことにしました。

 古いカメラの内蔵露出計が不調なのはよくあることで、そうしたカメラを露出計の機能を殺して(露出計用の電池を入れないで)使うのもまたよくあることなのです。カメラ本体ではなく大型のフォトミックファインダーに露出計を組み込んであるニコンFやF2の場合など、どうせ露出計があてにならないのならいっそ最初からない方がさっぱりしていいと、露出計のないコンパクトなアイレベルファインダー付きモデルの方が人気があるくらいです。
 しかしニコマートの場合は、上級機のニコンF / F2が実現していない「本体に露出計内蔵でTTL測光」が大きなセールスポイントだったのだし、私がニコンに憧れるきっかけとなった「ガチャガチャ」(露出計にレンズの解放絞り値をセットする手順)も露出計が死んでいるのでは意味がないわけで、歴史的な意義から言っても個人的な思い入れから言っても、露出計こそニコマートのキモなわけです。というわけで、何とかなるものなら何とかしたい。
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| 写真とカメラ | 14:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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