たとえば元テツの私は別表第一の「構築物」の「鉄道業用又は軌道業用のもの」なんか見ちゃいますね。すると「軌条(いわゆるレール)」とか「まくら木」といったおなじみの物と並んで「帰線ボンド 5年」というものが出てきます。これはテツの中でも乗りテツ、撮りテツ、食べテツ等にはあまり縁のないもので、私も実体は知りませんが、ネットで調べるとインピーダンスボンドというものらしい。またその2行上にある「送配電線及びき電線」の「き電線」もやはり電気関係の用語で・・・ふむふむ、勉強になりますなぁ。
あるいは「まくら木」の木製8年、コンクリート製・金属製20年という耐用年数の違いは直感的に妥当かとか、「橋りょう」の鉄筋コンクリート造でも金属造でもない「その他のもの」で想定されているのはレンガ造りかな、まさか木製ってことは・・・とか、ツッコミ所満載で興味は尽きません。
<表は耐用年数表の別表第一の該当部分。左から資産の種類(構築物)・構造又は用途(鉄道業用又は軌道業用のもの)・細目(軌条及びその附属品、まくら木、・・・)と並んでいて、その右の太字の数字が耐用年数、その右には減価償却の方法ごとの償却率が示されています。表としては実に無味乾燥です。>