私らの世代ですとこの曲はジョン・デンバーの歌でおなじみ。洋楽に疎い私でもサビの部分くらい(だけ)は口ずさむことができますともさ。
Country roads, take me home
to the place I belong
West Virginia, Mountain Momma,
take me home, country roads.
カントリーロード、俺を故郷へ連れて行け
「俺はここの者だ」と言える、あの場所へ
ウェストバージニア、マウンテン・マンマ、
故郷へ連れて行け、カントリーロード
ところでネットでも話題になってますが、映画で使われた日本語版の歌詞はオリジナルの英語の歌詞の内容とかなり違うのですね。オリジナルの歌詞は上のとおり「故郷に帰るぞ!」という内容ですが、日本語の歌詞は故郷に帰りたいけど帰らないぞ、と言ってるのです。以下その箇所を引用しますと、
カントリー・ロード この道
故郷へつづいても
僕は 行かないさ
行けない カントリー・ロード
カントリー・ロード 明日は
いつもの僕さ
帰りたい 帰れない
さよなら カントリー・ロード
オリジナルの「Take me home, country roads」ではジョン・デンバーが「俺は帰るぞ、懐かしい故郷へ!畜生、なんでもっと早くそう思わなかったんだ!」と開けっぴろげに明るく叫ぶのに対し、日本語歌詞の「カントリー・ロード」は「帰りたい 帰れない さよなら」ですから、ずいぶん違いますね。なぜ帰りたいけど帰れなくて帰らないのかは映画を見るとわかるのかも知れませんが、私はこの歌を単独で聞いて、正直「何て古臭い歌詞!」と思ってしまいました。今の時代に受けてる歌だから「古臭い」は当たってないかも知れませんが、ひょっとして一回りして追いついたみたいな感じなのかな?なんて。以下は私(50歳男性)の言いたい放題です。