最近買った本「大学的奈良ガイド ― こだわりの歩き方」
 最近『図解 武蔵野の水路―玉川上水とその分水路の造形を明かす』を買ったよ〜、と書いたばかりですが、続いてちょっと面白そうな「奈良本」も買っちゃいました。幼稚園から小学5年まで奈良市の鶴舞団地に住んでた私にとって、奈良は第二の、というか第1.25くらいのふるさとやし、それに今年は遷都千三百年やしなぁ・・・ちなみに1.25という数字の客観的な算定根拠はありません。気持ちとしてそんなくらいや、ということで(^^;)。

大学的奈良ガイド 問題の本は『大学的奈良ガイド―こだわりの歩き方』(奈良女子大学文学部なら学プロジェクト編 昭和堂 2009)。書名にはガイドとついていますが、これは普通に言うところの旅行ガイドではありません。「まえがき」には、学校で渡された修学旅行のしおりがはじめての「奈良本」、大人になって書店の旅行書コーナーで買ったのが二冊目の奈良本(これがおそらく普通の旅行ガイドでしょうね)なら、この本は「そんなあなたの「三冊目の奈良本」になりたい、と思っています。」と書いてあります。旅行ガイドより後に読んでほしいってことですね。
 さらに「ガイドというにはやや分厚い一冊になりましたが」と書いてあるとおり、A5判で口絵4ページと巻末の索引+「奈良歩きガイド」17ページ他を除く本文が272ページ。しかもその本文は見た目9割方が文章な上に写真や図版は全て白黒(口絵4ページのみカラー)で、奈良女子大学の先生方が分担執筆したものゆえ、論文ほどカタくはないけど脚注あり参考文献ありで読み応え十分。
 こう書いてしまうと何だか読むのがしんどそうですが、これが読んでみると面白い!なるほど「三冊目の奈良本」やわ、と思います。
続きを読む >>
| 本のこと | 12:58 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
自分が出た演奏会:月島第一幼稚園・月島第一小学校 音楽鑑賞会
 昨年のやはり10月第4水曜日に東京サロンオーケストラがお邪魔して演奏を行った月島第一幼稚園・月島第一小学校。今年も演奏会を行うことになり、10月27日(水)にお伺いしました。

月島第一幼稚園・月島第一小学校 音楽鑑賞会
日時:2010年10月27日(水)
 第一部
(保育園・幼稚園・小1〜3年)9:25〜10:15
 第二部(小4〜6年・父兄)10:45〜11:40
場所:月島第一小学校体育館
曲目
<第一部>
・歌劇「カルメン」より 第一幕への前奏曲(ビゼー)
・ワルツィング・キャット(ルロイ・アンダーソン)
・楽器紹介
 弦楽合奏 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第一楽章(モーツァルト)
 管楽器は各楽器を紹介し、短いパッセージを吹いてもらいました。
 打楽器はティンパニを紹介後、「道化師」のギャロップ(カバレフスキー)冒頭
  (木琴・小太鼓・大太鼓)
・「となりのトトロ」より「さんぽ」(作詞:中川季枝子 作曲:久石譲)
・ディズニー・メドレー
アンコール曲:「剣士の入場」(フチーク)

<第二部>
・歌劇「カルメン」より 第一幕への前奏曲(ビゼー)
・楽器紹介
 弦楽合奏 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第一楽章(モーツァルト)
 管楽器は各楽器を紹介しつつ、発音機構を身近なものでシミュレーションし(後述)、
  短いパッセージを吹いてもらいました。
 打楽器はティンパニを紹介後、「道化師」のギャロップ(カバレフスキー)冒頭
  (木琴・小太鼓・大太鼓)
・「ビリーブ」(作詞・作曲:杉本竜一)・・・みんな一緒に歌ってもらいました。
・バレエ「くるみ割り人形」より 花のワルツ(チャイコフスキー)
アンコール曲:「剣士の入場」(フチーク)

曲目は記憶で書いてるので、ひょっとしたら抜けたりしてるかも知れませんが…
今回の指揮と司会は私が勤めました。

会場<会場は建物の3階にある体育館。ふつうの鉄骨造りの体育館はやたらと音が反響して演奏しにくいですが、ここの体育館は建物の中に造り込まれているせいでしょう、むしろデッドな感じでした。>


続きを読む >>
| 自分が出演した演奏会 | 13:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
最近買った本「図解 武蔵野の水路 玉川上水とその分水路の造形を明かす」
図解武蔵野の水路 一昨年の5月には『エリアガイド 地図で歩く東京III 多摩・島嶼』を片手に鷹の台駅から小平市小川町周辺を東大和市駅まで歩き、昨年の8月にはJR南武線の旧・西府駅と旧・本宿駅の痕跡を求めて歩きましたが、今年は演奏会その他の忙しさにかまけて「多摩歩き」をしないまま、気がつけばもう10月も終わっちゃいますよ。隠れ多摩ファンを自認する私としては、これは由々しき事態。それで最近前述の『地図で歩く東京III』を読み返したりしていたんですが、ふと思ったのは、武蔵野台地が今日のように繁栄するきっかけとなったのは1653年ないし1654年の玉川上水の開鑿であるから、玉川上水について勉強し、その成果を今後の「多摩歩き」につなげたいものだと。そういえば一昨年小平市小川町周辺を歩いたときも、玉川上水とそれに並行して流れる新堀用水、さらに小川用水や野火止用水沿いに歩いて、玉川上水とそれから分水された用水の重要性を思い知らされたのでした。

 それで購入したのが『図解 武蔵野の水路―玉川上水とその分水路の造形を明かす』(渡部一二著 東海大学出版会 2004)。この本はちょっとお高いんですが、タイトルに「図解」とある通り、玉川上水と16の分水路の配置や断面の形状を地形図や写真・図面を多用して解説していて、うまく使えばこれらの水路の現状から過去の姿を垣間見ることができそうです。

続きを読む >>
| 本のこと | 22:42 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
自分が出た演奏会「第31回リハ並木祭 東京サロンオーケストラ特別演奏会」
ポスター 好天に恵まれた10月23日(土)の午後、所沢にある国立障害者リハビリテーションセンター・国立職業リハビリテーションセンター合同の「第31回リハ並木祭」にて東京サロンオーケストラが演奏会を行いました。東京サロンオーケストラは第15回リハ並木祭から毎年お招きいただいているので、もう16年になるんだ・・・このブログにも第27回から毎回何かしら記事をアップしてますね。

第31回リハ並木祭 東京サロンオーケストラ特別演奏会
日時:2010年10月23日(土) 15:00〜16:00
場所:国立障害者リハビリテーションセンター 講堂(埼玉県所沢市)
曲目:
〜オーケストラ演奏〜
歌劇「カルメン」より 第一幕への前奏曲(ビゼー)
歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲 (ニコライ)
ポルカ「トリッチ・トラッチ」(J.シュトラウスII世)
バレエ「くるみ割り人形」より 花のワルツ(チャイコフスキー)

〜生オケコーナー〜
どんな時も(作詞・作曲:槇原敬之)
世界にひとつだけの花(作詞・作曲:槇原敬之)
いい日旅立ち(作詞・作曲:谷村新治)

〜みんなで歌うコーナー〜
箱根八里(作詞:鳥居忱(まこと) 作曲:滝廉太郎)
夕焼け小焼け(作詞:中村雨紅 作曲:草川信)

アンコール
行進曲「剣士の入場」(フチーク)

今回の指揮と司会は私が務めました。
続きを読む >>
| 自分が出演した演奏会 | 20:31 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
先客万来?
招福ティッシュ <左>自動車保険の更新をしたら、保険代理店さんから「招福開運」ティッシュをいただきました。箱の側面にはおめでたい文句がならんでいます。


先客万来 <右>・・・が、うーん、これじゃぁず〜〜〜っと待ってるのに、いつまでたっても自分の順番が来ない、って感じ。それを言うなら「千客万来」でしょ?

 でもここは笑って済ませよう、「笑門福来」だもんね。

| 暮らしの中から | 21:12 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
柳腰
 おそらく今日は日本全国津々浦々の百万人がこの件でネットに何らかの書き込みをしてるんじゃないだろうか(笑)。仙谷由人(せんごく・よしと)官房長官が、10月12日の予算委員会で興味深い発言をしました。中国漁船衝突問題に関して、自民党の石原伸晃(いしはら・のぶてる)議員が「弱腰外交、軟弱外交」と批判したのに答えて、次のように切り返したというのです。以下は日本経済新聞10月13日朝刊の「寸言」欄から引用しますが、これはたまたま私が購読しているのが日経だからで、他意はありません。

===引用開始===
柳腰内閣
「弱腰だ、弱腰だと言うが、『柳腰』というしたたかで強い腰の入れ方もある。しなやかに、したたかに中国に対応していく」(仙谷由人官房長官が衆議院予算委員会で、今後の日中関係について)
===引用終了===

 この仙谷氏の「柳腰」の使い方、言うまでもなく意味も用法も間違ってますね。
続きを読む >>
| ことばのこと | 23:41 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
落花生の収穫を見てゆで落花生を思う(^^;)

落花生の畑 自転車をオーバーホールに出した話をアップしましたが、その帰り道のこと。乗って行った自転車を置いてきたので、帰りは当然歩きです。自宅の近くまで来ると、宅地化されないで残っている畑で落花生が収穫されてました。行きもここ通ったはずだけど、自転車では気がつかなかった・・・。

収穫された落花生 そういえば中学生の頃、落花生をプランターで作ったことがあります。マメ科特有の蝶形花(色は黄色)が終わると、茎のような感じの子房柄が伸びて土の中に刺さっていき、地下で実をつけます。地上部分にはアブラムシがいっぱいたかって往生しましたが、実はできました。地下にはアブラムシ来ないもんね。

 生の落花生は、やっぱりゆでて食べるのが手間要らず。まず殻つきのままよく洗って殻についている土を落とします。もっともああいう凸凹のある殻なんで、完璧に落とすのは困難で、ひとつひとつ歯ブラシでこするとかすればいいのでしょうが、私はそこまでやったことはありません。その報いは後でやって来るのですが、まぁその辺は損得見計らっていただいて・・・。
 鍋に洗った落花生を入れて水をはります。ご飯炊くわけじゃないので水加減は特にありませんが、30分くらい茹でるのでたっぷり目がいいでしょうね。
 それから塩を「えい」と適当に入れます。「海水くらい」とか「3%」とか言われますが、私は量ったことも味見したこともないので、わかりません(笑)。さすがに塩を全然入れないと水っぽいかも知れませんが、塩味がしっかりついてなくても豆そのもので十分おいしいよ。市販のゆでピーナッツ(レトルトに入って売ってる)は後から味足してると思う。
 鍋を火にかけて、沸騰したら30分くらいゆでます。ゆで加減に「ここだッ!」みたいなポイントがあるわけではなく、時間が短ければ硬く、長ければ柔らかくなるだけなので、その辺はお好みで。
 ゆで上がったらザルにでも上げて、あとは食べるだけ。青物ではないので、急いで上げてすぐ冷水にとるとか、あおいで冷まして塩振るとかいった気遣いは一切無用。殻もゆでられて柔らかくなっているので、手で簡単にむけます。熱々でも室温でも冷蔵庫で保存しておいた冷たいままでも食べられます。
 要するに水加減も塩加減も火加減も万事いい加減で、それでもおいしくいただけるという、実にありがたい食材なのです。

 ただね、殻についた土を完璧に落とさなかった報いが、食べるときにやって来るんですよ。殻をむく手が汚れてくるので、おしぼりとかティッシュとか、何か手を拭くものが必要になるんです(^^;)

 くぅー、ビール飲みてー!

| 飲み食い、料理 | 20:43 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
自転車をオーバーホールに
 このブログに「自転車」というカテゴリを新設するほど、自転車がマイブーム。まず「私とランドナー」で「まだ20年にはならないと思うがだいたいそれくらい前に購入したブリヂストンのトラベゾーン」と書いたその自転車の取説や防犯登録の控えが最近発見されまして、それによると平成6年9月3日に購入してますね。今年が平成22年ですから16年前ですか。「20年にはならないがだいたいそれくらい前」というのは、若干サバ読み気味ながら当たらずといえども遠からずってとこでしたね。
 なぜそのタイミングでこの自転車を買ったのかまったく思い出せませんが、自転車に乗りたくなる何かがあったのでしょうし、買ったからには半年や1年は乗ったでしょう。しかし私の生活史をたどればその翌年の12月には結婚してまして、結婚してから自転車にガンガン乗ったという記憶もないので、ということは問題のトラベゾーンは、約15年間にわたって積極的にメンテナンスされることもなく無聊をかこっていたわけです。
 でそのトラベゾーンが現役に復帰したのが今年のお盆明けで、それ以来50〜60キロは乗りました。いちおう注油くらいはしたので、最初は動きが渋かったディレイラー(変速機)がインデックスどおり動くようになるなど改善も見られましたが、一方でタイヤの劣化、ブレーキやディレイラーのワイヤーの錆び、ベアリングのグリス切れなど重大な問題も明らかになりました。タイヤやブレーキは走行中にトラブると命に関わるし、グリス切れのまま乗っているとヘッドやボトムブラケットなど車体の重要部分が修理不能なダメージを受けることもあるという。いずれにしても、このままで乗り続けていてはマズイことがはっきりしたというわけです。

続きを読む >>
| 自転車 | 22:28 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
つくばりんりんロード走ってみた(その1なしのその2)
 先月から自転車に目覚めてます。できれば毎日乗りたいのですが、日が短くなって帰宅後はすぐ暗くなり、30分も乗ると帰りが心配になってきてしまいます。そこで休日はちょっと時間をかけて乗ってみようと思い、昨日(10月2日)の朝方、「つくばりんりんロード」をちょっとだけですが走ってきました。

 つくばりんりんロードはJR土浦駅とJR岩瀬駅を結ぶ全長40kmのサイクリングロード。筑波鉄道筑波線が1987年4月1日に廃線になった跡地を転用したもので、筑波山のふもとに一面に広がる田んぼの中を走っています。
 実は私、まだ筑波鉄道が現役で走っていたときに乗ったことがありまして、といっても全線乗ったわけではなく、岩瀬から樺穂(かばほ)までの間だけですが。それは1987年1月11日のことで、加波山に登るのが目的でした。真冬の快晴に恵まれて、まだ雪の残る加波山からは富士山や南アルプス、上越国境の山々が見えましたが、一本杉峠から真壁駅へ降りてみると土浦行きも岩瀬行きも1時間近く待たなければならず、下館行きのバスを利用して帰ったのでした。当時は埼玉県の上福岡市に住んでいたので時間に余裕がなかったのですが、テツ的には根性足りなかったな(^^;)。
 それはともかく、りんりんロードはもとが線路だけに勾配が少ないし、田んぼの中を筑波山を眺めながらのんびり走れるサイクリングロードなのです。もちろんロードバイクでガシガシ攻めてる方もいます。

 で、また「実は」なんですが、私は2週間前にりんりんロードの土浦−藤沢休憩所間7.5kmを密かに味見してたんですね。いや、本当はブログにも書こうと思ったんですが、デジカメにSDカードが入ってなくて写真撮れなかったので知らんぷりしてたというのが真相(^^;)。土浦−藤沢休憩所間はスタート地点も含めて土浦市街の中にちょっとわかりにくい部分がありましたが、それさえクリアすればあとは迷いようのない一本道でした。今日は前回の続きで藤沢休憩所から走ります。だから今回のタイトルが「その1なしのその2」なわけ。
 とはいうものの、拙宅から藤沢休憩所まではけっこう離れていて約1時間かかるので、この道中もなかなか運動になるんです。
続きを読む >>
| 自転車 | 23:50 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |

CALENDAR

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< October 2010 >>

SELECTED ENTRIES

CATEGORIES

ARCHIVES

RECENT COMMENT

RECENT TRACKBACK

MOBILE

qrcode

LINKS

PROFILE

SEARCH