2010.03.31 Wednesday
北村智恵『子どもの眼の高さで歌おう』
ここ一週間ほど毎日少しずつ読んでは感動の涙を流している本。少し古い本なので残念ながら古書でしか手に入らないかも知れませんが、音楽について、子どもに音楽を教えるということについて、音楽との関わり方について、真剣に考え実践する中から書かれていて、とても示唆に富み、頷かれることが多いです。
『子どもの眼の高さで歌おう』●あるピアノ教師(レスナー)の記録
北村智恵 著 芸術現代社 昭和58
ある夜たまたま点けたラジオから、障害者のピアノ演奏についての、心が洗われるような暖かく素敵なお話が流れてきました。コーナーの終わりに紹介された出演者の名前は「きたむら ちえ」。さっそくネットで検索し、著書があることを知り購入しました。
著者は大阪府高槻市のピアノの先生で、この本は子どもたちにピアノを、ピアノを通して音楽を、また音楽とのさまざまな関わり方を教え、また考える中から書かれました。著者自身の考えや主張が真摯かつ明快で教えられるところが多いのに加え、描かれている子どもたちのようすやその言葉、書いたものなどがとても生き生きしていて感動させられ、また考えさせられます。読むたびに必ず泣けるのは、必ずしも年齢による涙腺のゆるみのせいばかりではありますまい。毎日さわやかに感動したいから、わざと少しずつ読んでいると言ってもいいかも。
私としては子どもたちの言葉が関西弁の話し言葉のまま書かれているのがとても懐かしく心和みました。こない楽しく教えてもらえるんやったら、私も北村センセにピアノ習いたかったわぁ。
『子どもの眼の高さで歌おう』●あるピアノ教師(レスナー)の記録
北村智恵 著 芸術現代社 昭和58
ある夜たまたま点けたラジオから、障害者のピアノ演奏についての、心が洗われるような暖かく素敵なお話が流れてきました。コーナーの終わりに紹介された出演者の名前は「きたむら ちえ」。さっそくネットで検索し、著書があることを知り購入しました。
著者は大阪府高槻市のピアノの先生で、この本は子どもたちにピアノを、ピアノを通して音楽を、また音楽とのさまざまな関わり方を教え、また考える中から書かれました。著者自身の考えや主張が真摯かつ明快で教えられるところが多いのに加え、描かれている子どもたちのようすやその言葉、書いたものなどがとても生き生きしていて感動させられ、また考えさせられます。読むたびに必ず泣けるのは、必ずしも年齢による涙腺のゆるみのせいばかりではありますまい。毎日さわやかに感動したいから、わざと少しずつ読んでいると言ってもいいかも。
私としては子どもたちの言葉が関西弁の話し言葉のまま書かれているのがとても懐かしく心和みました。こない楽しく教えてもらえるんやったら、私も北村センセにピアノ習いたかったわぁ。