2009.08.29 Saturday
デジカメの憂鬱
フィルム代やDPE代もかからず、ネットとの相性もよいデジカメ。私も使ってはいますが「愛用」とは言えないな、と思ってます。なぜなら、現在のデジカメにはいくつか不満があるからです。
不満その1 オートフォーカス(AF)が嫌い
今やほとんどのカメラがオートフォーカス(AF)ですが、私はこれが大嫌い。ファインダーを見ながら任意のものに手でピントを合わせれば直感的で速いのに、自分の頭の中の絵をいちいちキカイの操作に置き換え、さらにキカイが結果を出してくるまで、たとえコンマ何秒かの間でも自分が手を出せないまま待たされる。それが嫌です。キカイの方が速くて正確に合わせたとしても嫌だし、まして被写体にコントラストがなかったり暗かったり細かったりしてピント合わせに失敗しようものならもう【怒】!
レンズのフォーカシングリングを手で回せば、自分の頭の中の絵をそのまま直接カメラに伝えることができるのに、わざわざキカイを介在させる気にはとうていなれません。私の目も老眼や白内障などでだんだん劣化しつつあるようですが、直感的に自由自在にピントを合わせて絵づくりする快感はやはり他に代え難いのです。
<写真は手近にあった Nikon FM(初代)のマニュアルから。オートフォーカスが製品化されるのはもう少し後のことで、しかも初期のものは機構が大きく重く遅かった。実用になったのはミノルタ(当時)のα7000以後のこと。>
不満その2 ファインダーを使いたい
カメラ背面の液晶画面を見ながら撮るのがデジカメの基本ですが、これにもなじめません。当然カメラを体から離して保持することになり、ファインダーを覗きながら両手と額で保持するのに対してブレが気になるし、真夏の野外など明るいところでは、外光を遮る仕組みのない液晶画面が見にくいときもあるので、私は主にファインダーを使いたいのです。
ところがコンパクトタイプのデジカメのほとんどはファインダーがなく、一眼レフタイプのものでも見え方がフィルムカメラのものより劣り、ファインダーを見ながらのピントを合わせが心もとないものもあります。操作上の情報や撮影結果の確認、三脚を使った撮影などは液晶で、手持ち撮影はファインダーで、両方活用したいのですが。
<同じく Nikon FM(初代)のマニュアルから。ワキを締めてひじを体につける、軽く顔に押し当ててカメラを固定する、シャッターを切るとき呼吸を止める、基本ですね。ところで当時はモデルというとなぜか白人男女と決まっていて、この後に出てくる被写界深度の説明など作例のモデルは白人女性。ニコンのカメラは実際に海外へも輸出されたのだからまだいいけど、スーツやなんかのモデルも決まって白人男女だった(今でもそうかな?)。体型が違うんだからかっこよく見えるに決まってるっつーの。着るのは日本人男性のおいらなんだがのー(汗)>
不満その3 一眼レフは大きすぎ
デジタル一眼レフのごろっとした形も気に入らない。どれも右手のグリップが大きすぎです。AF だの手ぶれ防止だのといろんな機構を詰め込んでカメラが重くなり大きな電池も必要になり、それであんな大きなものが付いたのでしょうか。見るからに不細工で重そうで持って出る気になれません。
しかもシャッターレリーズは相変わらずグリップの上端に付いていますが、あんな太いもの握らせるのなら、いっそグリップに埋め込んで水平に押し込むようにすれば、人差し指を伸ばしたり手首をひねる必要がないと思う。もちろんでかいグリップが無いに越したことはありません。
そういうわけで、私の望むデジカメは、
1. 明るくピントの山がつかみやすいファインダーを見ながら、手動でピント合わせできる。
2.小さく、軽い。
というものなわけですが・・・。
不満その1 オートフォーカス(AF)が嫌い
今やほとんどのカメラがオートフォーカス(AF)ですが、私はこれが大嫌い。ファインダーを見ながら任意のものに手でピントを合わせれば直感的で速いのに、自分の頭の中の絵をいちいちキカイの操作に置き換え、さらにキカイが結果を出してくるまで、たとえコンマ何秒かの間でも自分が手を出せないまま待たされる。それが嫌です。キカイの方が速くて正確に合わせたとしても嫌だし、まして被写体にコントラストがなかったり暗かったり細かったりしてピント合わせに失敗しようものならもう【怒】!
レンズのフォーカシングリングを手で回せば、自分の頭の中の絵をそのまま直接カメラに伝えることができるのに、わざわざキカイを介在させる気にはとうていなれません。私の目も老眼や白内障などでだんだん劣化しつつあるようですが、直感的に自由自在にピントを合わせて絵づくりする快感はやはり他に代え難いのです。
<写真は手近にあった Nikon FM(初代)のマニュアルから。オートフォーカスが製品化されるのはもう少し後のことで、しかも初期のものは機構が大きく重く遅かった。実用になったのはミノルタ(当時)のα7000以後のこと。>
不満その2 ファインダーを使いたい
カメラ背面の液晶画面を見ながら撮るのがデジカメの基本ですが、これにもなじめません。当然カメラを体から離して保持することになり、ファインダーを覗きながら両手と額で保持するのに対してブレが気になるし、真夏の野外など明るいところでは、外光を遮る仕組みのない液晶画面が見にくいときもあるので、私は主にファインダーを使いたいのです。
ところがコンパクトタイプのデジカメのほとんどはファインダーがなく、一眼レフタイプのものでも見え方がフィルムカメラのものより劣り、ファインダーを見ながらのピントを合わせが心もとないものもあります。操作上の情報や撮影結果の確認、三脚を使った撮影などは液晶で、手持ち撮影はファインダーで、両方活用したいのですが。
<同じく Nikon FM(初代)のマニュアルから。ワキを締めてひじを体につける、軽く顔に押し当ててカメラを固定する、シャッターを切るとき呼吸を止める、基本ですね。ところで当時はモデルというとなぜか白人男女と決まっていて、この後に出てくる被写界深度の説明など作例のモデルは白人女性。ニコンのカメラは実際に海外へも輸出されたのだからまだいいけど、スーツやなんかのモデルも決まって白人男女だった(今でもそうかな?)。体型が違うんだからかっこよく見えるに決まってるっつーの。着るのは日本人男性のおいらなんだがのー(汗)>
不満その3 一眼レフは大きすぎ
デジタル一眼レフのごろっとした形も気に入らない。どれも右手のグリップが大きすぎです。AF だの手ぶれ防止だのといろんな機構を詰め込んでカメラが重くなり大きな電池も必要になり、それであんな大きなものが付いたのでしょうか。見るからに不細工で重そうで持って出る気になれません。
しかもシャッターレリーズは相変わらずグリップの上端に付いていますが、あんな太いもの握らせるのなら、いっそグリップに埋め込んで水平に押し込むようにすれば、人差し指を伸ばしたり手首をひねる必要がないと思う。もちろんでかいグリップが無いに越したことはありません。
そういうわけで、私の望むデジカメは、
1. 明るくピントの山がつかみやすいファインダーを見ながら、手動でピント合わせできる。
2.小さく、軽い。
というものなわけですが・・・。