2008.08.27 Wednesday
ヴィヴァルディの作品3-11の第三楽章で
注:この記事は筆者の推論を展開したものですが、書いた時点では確認できなかった資料を後日確認したところ、この記事の推論の結果は誤っていることがわかりましたので、あらかじめご了承ください。後日の確認結果はこちらをご覧ください。(2012/11/29追記)
今月末にひとつ弦楽合奏の本番を抱えていて、今まさに追い込み中です。ところで当日の演奏曲目の中にヴィヴァルディの協奏曲集作品3「調和の幻想(調和の霊感とも) L'estro armonico」の第11番(2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調)があって先日合わせたのですが、第三楽章のLargo e spiccatoで聞きなれない音が・・・。まずは譜例をご覧ください。第三楽章の冒頭から6小節間を示します。
問題は赤丸で囲んだ音(譜例ではレ)です。この譜例は日本楽譜出版社の小型スコアで、内容としては一番ふつうに演奏されている形=通用版と思われ、私がこれまで聞いた演奏もこの譜面どおりの音で弾いていました。ところがこの日の練習ではこの音が3度低いシ♭で弾かれていたのです。
今月末にひとつ弦楽合奏の本番を抱えていて、今まさに追い込み中です。ところで当日の演奏曲目の中にヴィヴァルディの協奏曲集作品3「調和の幻想(調和の霊感とも) L'estro armonico」の第11番(2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調)があって先日合わせたのですが、第三楽章のLargo e spiccatoで聞きなれない音が・・・。まずは譜例をご覧ください。第三楽章の冒頭から6小節間を示します。
問題は赤丸で囲んだ音(譜例ではレ)です。この譜例は日本楽譜出版社の小型スコアで、内容としては一番ふつうに演奏されている形=通用版と思われ、私がこれまで聞いた演奏もこの譜面どおりの音で弾いていました。ところがこの日の練習ではこの音が3度低いシ♭で弾かれていたのです。