高校の同級生とお花見
 3月は仕事の方が忙しくてブログへの投稿も滞っていましたが、27日でめでたくヤマ場を越え、気持ちの上でドッとばかりに余裕が出てきました。それもあって、ちょうど関東各地が桜の盛りを迎えた29日、高校時代の同級生が集まるお花見に行ってきました。

 JR国立(くにたち)駅の南口を降りると、さっそく駅前のロータリーの満開の桜がお出迎え。駅前からまっすぐ南へ伸びる大学通りは国立市のメインストリートで、桜とイチョウが一本おきに植えられています。最近東京の花見スポットとして知名度が上がってきたのと、この週末がちょうど桜の真っ盛りに当たったのとで、駅前から一橋大学のあたりまでは歩道いっぱいに人があふれて、ちょっと大げさですが接踵肩摩の賑わいです。幅の広い大学通りやうっそうと茂る一橋大学キャンパスの木立などゆったりした空間とアカデミックな雰囲気、そして通り沿いのお店や住宅のしゃれたたたずまいの中をそぞろ歩きながら桜を楽しめるとあって、人気があるのもうなずけます。もっとも高校生だった私がこの通りを闊歩していた約30年前はお店も少なく、全体にもっと質実で硬派な雰囲気でしたが…
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| 暮らしの中から | 00:19 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
3月15日の練習日誌
 3週続けて本番があったために練習を3回連続でパスしてしまった、その直後の3月15日にひさしぶりに東京サロンオーケストラの指揮台に立ちました。この日は5月17日の本番まであと2ヶ月、実質的に練習を始めた年明けから数えてちょうど折り返し点に当たります。3週空いた後でもあり、「中間試験」をやることにしました。全部の曲をひととおりやってみて、達成状況と課題のあぶり出しをやってみようというわけです。
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| 定演指揮者奮戦記! | 21:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
最近の演奏会:あゆなまみあな吹奏楽団第2回定期演奏会
あゆなまみあなプログラム 3月8日(土)の17時から土浦市民会館で行われた「あゆなまみあな吹奏楽団」の第2回定期演奏会にトラで出演しました。
 この「あゆなまみあな」というラテン語のようなサンスクリットのようなエキゾチックな団体名は、実は土浦第二高等学校の校訓である「あゆな」(かるく・かしく・ごやかに)と、牛久栄進高等学校の所在地である茨城県牛久(うしく)市東猯穴(ひがしまみあな)町の「まみあな」をつなげたもので、両校の卒業生が中心となって立ち上げたというこの団体の出自を物語っているのです。2004年の創設ということで団体自体も若いし、HPのプロフィールに「遂に30代団員が誕生しちゃいました!」なんて書いてあるとおり団員も若い。
 土浦交響楽団にこことかけもちで活動している団員がいて、今回はチャイコフスキーの序曲「1812年」のブラス編曲版をやるに当たって弦バスが必要なので私にお声がかかったというわけです。なぜか創設以来弦バスは欠員らしい。

 ブラスの演奏会というと、黒い服着て何の愛想もなくただ曲を演奏するだけのオケのそれとは違って二部構成とか三部構成になっていて、それぞれにユニホームを変え、ナレーションがあったりステージ上での演技があったりします。今回のあゆなまみあなさんの演奏会も2部構成で、それぞれの演奏曲目は次のとおり。

1部
- コンサートマーチ「五月の風」(真島俊夫)
- クラリネット・キャンディー(アンダーソン)
- トランペット吹きの休日(アンダーソン)
- 久石譲作品集2(久石譲)※「さんぽ」を含む宮崎駿作品のための曲から4曲メドレー
- ニュー・シネマ・パラダイス(A & E モリコーネ)※同名映画からのメドレー
- ディスコ・パーティーII(P. ベロッテ他)※ディスコサウンドの4曲メドレー

2部
- コンサートマーチ「マーキュリー」(J.ファン・デル・ロースト)
- 荘厳序曲「1812年」(チャイコフスキー/ヒンズレー編)

アンコール曲として
- 「翼をください」※団員有志と龍ヶ崎の合唱団員による合唱付
- コンサートマーチ「光と風の通り道」(栗栖健一)

指揮は溝口哲矢氏でした。

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| 自分が出演した演奏会 | 23:22 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
チャイコフスキー「1812年」の弦バスパートを見ながら考えた
3月8日(土)に土浦市民会館で行われる「あゆなまみあな吹奏楽団」の第2回定期演奏会にトラで出ることになっていて、今一生懸命パート譜を読んでいます。ブラスの譜面だからパート譜も STRING BASS、弦バスですよ。懐かしいなぁ弦バス。今でこそオケでコンバス弾いている私も中学1年のときには吹奏楽部で弦バスやってましたし、数年前に一度別の吹奏楽団の弦バスのトラに呼ばれたことがありましたっけ。
 今回の曲はチャイコフスキーの序曲「1812年」。もともとオーケストラ用の作品ですが、金管はバンダ(クライマックスを補強する別働隊、なくても可)付きだし、総勢6人を要する打楽器群(鐘も入る)、はては大砲(スコアに canon(カノン砲)とある)まで入る迫力満点の曲ですから、ブラスにアレンジしてもきっと違和感なく楽しめることでしょう・・・ん?もう本番2日前(これを書いている今は3月6日23時20分なのだ)なのに、「でしょう」っていう、まるで他人事みたいなその言い方は?・・・いやいや実は私まだ一度も「あゆなまみあな吹奏楽団」さんの練習に出ていないのです。だからブラス版「1812年」を実際に聞いたことがないのです。困ったものですが2月22日の「木のバラード」、翌日の「つくば子ども劇場 うたの花束」、翌週の3月2日の「アリオス音響テストコンサート」と、ここ2週間で大小3つの本番とそれぞれの練習がぎっちり入っていて、結局「あゆなまみあな」さんとは本番直前の練習で初めて合わせるだけになってしまいました。

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| オーケストラ活動と音楽のこと | 01:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
最近の演奏会:いわき交響楽団 いわきアリオス音響テストコンサート
音響テストコンサートパンフレット 3月2日(日)に「いわきアリオス」で行われた「音響テストコンサート」にトラで参加しました。「いわきアリオス」は旧・いわき平市民会館を解体して新しく建てた「いわき芸術文化交流館」ですが、この施設の詳細はホームページをご覧いただくとして、今回のコンサートは「いわきアリオス」の正式オープン(4月8日予定)の前に、大ホールの客席を満杯にした状態でフルオケの音がどう聞こえるかという文字通りの音響テストと、駐車場からホールまでの人の流れやスタッフの誘導など、実際の演奏会と同様に人が動くことで初めて見えてくる運営上の問題点のチェックを兼ねたものとして行われたとのこと。コンサートは14時開演だったのですが、ふつうの30分前ではなく1時間前の13時に開場してお客様に入っていただいたのも、スタッフが不慣れで入り口が混乱するのを避けるためということでした。でも時間に余裕があることで新しい施設をあちこち見ることができて、お客様にもよかったのではないかな、と思います。
 演奏は地元のいわき交響楽団。まっさらのホールで最初に音を出すのは、やっぱり地元の団体がいいと思いますね。正式オープン後の大ホールでの最初のコンサートは地元出身のマエストロ小林研一郎指揮のN響と地元の合唱団による「第九」だそうで、それはそれでこけら落としにふさわしい、すばらしい取り合わせだと思いますが、あのホールで初めてオケの音を響かせたのはホントはN響じゃなくていわ響だもんね、っていうところがヨイし、東京の方ばっかり向いてないで地元の人々にどんどん使ってもらわなきゃいけないこの施設にとって、大事なことだと思います。
 演奏曲目は次のとおり。

- バレエ「白鳥の湖」より(チャイコフスキー)
- 交響曲第5番(ショスタコーヴィチ)
アンコール曲として
- 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲(マスカーニ)

指揮はいわ響にはおなじみの田久保裕一氏。「白鳥の湖」のナレーションはSEA-WAVE FMいわきの永井貴子さんでした(決して感情を煽らない妙に抑えたナレーションが、最初は「えっ、そうなの?」て感じだったけど、なんかよかったぁ…)。
<写真はいわきアリオス音響テストコンサートのパンフレット。A3の再生紙に両面印刷して三つ折にした手作り感覚あふれるもの ^_^;>
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| 自分が出演した演奏会 | 22:08 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |

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