2007.11.30 Friday
シベリウスの交響曲第1番に対するアプローチの変遷
先日の「冬の音楽」の最初にシベリウスの交響曲第1番を挙げたところ、偶然とは恐ろしいもので来年自分のオケの定演でこの曲を演奏することになってしまいました。先月いささか準備不足で本番に乗ってしまったのでそのリベンジができるのはありがたいのですが、少なくとも聞いて想像するよりもはるかに難曲であることを身にしみて知ってしまったので、実は密かに戦(おのの)いています。
しかしただ戦いていては何の対策にもならないので、まずは自分に活を入れようと、比較的新しい演奏を聞いてみることにしました。いつもは渡辺暁雄/日本フィル(1981年 日本コロムビア)とベルグルンド/ヘルシンキ・フィル(1986年 EMI)の録音を聞いていますが、いずれも内容に不満はないものの前世紀の録音なので、この際21世紀のシベリウスを聞いて覚悟を新たにしてみよう、なんて思ったわけです。そこで入手したのがサカリ・オラモ/バーミンガム市響(2002年 ERATO)とヴァンスカ/ラハティ響(1996年 BIS)による録音。おっと、ヴァンスカ盤は21世紀じゃなかった(汗)・・・でも私はこのコンビによるシベリウスを既にいくつか聞いていて、私の中ではこの人はじゅうぶん新しい世代なので、よしとしましょう。
ちなみに、今回はいずれの録音もiTunes Storeで買いました。今年になってから小曲の一曲買いを中心に、CD現物ではなくデータで買うことが増えています。小曲は一曲150円で買えるので、いらない曲も一緒に入っているCDを買うより割安ですし、買いに行ったのにモノがない!ということもありません。今回はカップリング曲(オラモ盤はシベリウス3番、ヴァンスカ盤はシベリウス4番)も含めてそれぞれCD1枚分のアルバム単位での購入。これで買うと当然解説も付かないし、私の場合は家の中を無線ルータで飛ばしたデータをノートPCで受けて、ホームセンターで買ったノーブランドのCD-ROMに焼くので、販売されているCDと比べて音質の面ではどうかな…という気がしないではないのですが、もし音質的に多少遜色があったとしても、自分の中で音楽を組み立てるための参考にする、材料に使う、という私の目的にとっては気にならないし、実際のところ個人で普通に鑑賞するには特に問題ない音質だと思います。
しかしただ戦いていては何の対策にもならないので、まずは自分に活を入れようと、比較的新しい演奏を聞いてみることにしました。いつもは渡辺暁雄/日本フィル(1981年 日本コロムビア)とベルグルンド/ヘルシンキ・フィル(1986年 EMI)の録音を聞いていますが、いずれも内容に不満はないものの前世紀の録音なので、この際21世紀のシベリウスを聞いて覚悟を新たにしてみよう、なんて思ったわけです。そこで入手したのがサカリ・オラモ/バーミンガム市響(2002年 ERATO)とヴァンスカ/ラハティ響(1996年 BIS)による録音。おっと、ヴァンスカ盤は21世紀じゃなかった(汗)・・・でも私はこのコンビによるシベリウスを既にいくつか聞いていて、私の中ではこの人はじゅうぶん新しい世代なので、よしとしましょう。
ちなみに、今回はいずれの録音もiTunes Storeで買いました。今年になってから小曲の一曲買いを中心に、CD現物ではなくデータで買うことが増えています。小曲は一曲150円で買えるので、いらない曲も一緒に入っているCDを買うより割安ですし、買いに行ったのにモノがない!ということもありません。今回はカップリング曲(オラモ盤はシベリウス3番、ヴァンスカ盤はシベリウス4番)も含めてそれぞれCD1枚分のアルバム単位での購入。これで買うと当然解説も付かないし、私の場合は家の中を無線ルータで飛ばしたデータをノートPCで受けて、ホームセンターで買ったノーブランドのCD-ROMに焼くので、販売されているCDと比べて音質の面ではどうかな…という気がしないではないのですが、もし音質的に多少遜色があったとしても、自分の中で音楽を組み立てるための参考にする、材料に使う、という私の目的にとっては気にならないし、実際のところ個人で普通に鑑賞するには特に問題ない音質だと思います。