ジョウビタキ初鳴
 昼休み、例によって散歩の途中「ヒッヒッヒッ、カッカッ」という声が聞こえてきました。近くの民家の屋根で鳴いているようですが、残念ながら姿は見えません。しかしあの声は紛れもなくジョウビタキ。律儀に紋付を着込みお辞儀しながら鳴いているのが目に見えるようです。
 しかしこの声は私にとっては冬の朝の象徴で、これまで10月中に聞いた記憶がありません。しかも今日は東京では夏日だったとかで、暖かい昼に聞くジョウビタキは違和感たっぷり。今年ほんとに早く来たのか、それとも実は毎年このくらいの時期に来ていて、今年はたまたま毎日散歩しているから気づいただけなのか、そのへんが確かでないのではっきりしたことはわかりませんが、ひょっとしたらこれも地球温暖化の影響か?

ジョウビタキ初鳴(声のみ)
日時:2007年10月29日(月) 12時20分頃
天気:晴れ 無風で暖かい
場所:茨城県つくば市牧園(まきぞの)
環境:一戸建て中心の住宅地 近くに大小の公園、雑木林等あり
| 身近な自然 | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
スパークリングシラーズ
Sparkiling Shiraz 筑波西武(つくば市唯一のデパート)の食品売り場をうろついていてオーストラリア産の「スパークリングシラーズ」なるワインを発見しました(写真はそのワインのラベル)。ShirazまたはSyrah(シラー)は赤ワイン用のブドウで、濃くて力強いワインができる私好みの品種。一方スパークリングといえば思い浮かぶのはシャンパンとかゼクトとか、ちょっぴり甘くてすっきりシュワシュワ、ロゼもあるけどふつうは白なので、あの赤いというよりむしろ「黒い」と言った方が近いシラーズのイメージとうまくつながりません。だいたい、スパークリングらしくシャンパン並みにきりっと冷やして飲むべきか、それともシラーズの香りが開く室温で飲むのがいいのか、どっちよ?というわけで、半分こわいもの見たさもあって「スパークリングシラーズ」めでたくお買い上げ〜、早く正体を確かめたいので帰宅後すぐに開栓とあいなりました。すなわち冷やさず室温でトライします。

 がっちり止めてある金具をねじってはずし、手でゆっくりとコルク栓をひねっていくと「ポンッ!」と抜けるのはシャンパンと全く同じ。さっそくグラスに注いでみると、うわ〜、ちょうど黒ビールに赤紫の泡という感じです。もっともビールと違って泡はすぐに消えるので、そうなると見た目はふつうのシラーズのワイン。一口含むともともと味が濃いシラーズとしてもかなり甘く、しかし赤特有のタンニンや香りも感じられ、そこに炭酸のシュワシュワが加わります。ここで突然イタリアのランブルスコのことを思い出しました。ずっと忘れていましたが、ランブルスコもやはり赤のスパークリングワインで、もう十数年前になりますが何回か飲んだことがあったのです。そうか、これはシャンパンじゃなくてランブルスコのスタイルなんだ。ただブドウの個性が違うので、ランブルスコはこんなに黒くなくてふつうに赤かったし、味わいもこれほど濃い口ではなかったような…はっきり思い出せませんが。

 このスパークリングシラーズ、スパークリングながらボディがしっかりある赤ワインなのですっきりシュワシュワのシャンパンとは違うカテゴリーです。とはいえスパークリングではあるしこのまま食事に合わせるにはちょっと甘いので、シャンパンほどではなくても軽く冷やした方がいいように思います。もっとドライに造ってもらえるとうれしいけどな〜。

 その後こんなページを見つけました(英語です)。オーストラリアでは赤のスパークリングワインはそれほど珍しくないようですね…
http://www.winerackshop.com/sparkling.htm
 ここにもやっぱり「少し冷やして、でも冷やしすぎないで」と書いてあります。ふむふむ、私の判断は正しかったわけだ(ちょっと嬉しい)。
| 飲み食い、料理 | 19:41 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
秋の日中(ひなか)の文学
小野小町 絶世の美女と称えられた小野小町も寄る年波には勝てなかったと見えて、

  花の色は移りにけりな いたづらに 我が身世にふるながめせし間(ま)に

と詠んだと伝えられます。「ながめ」を「夜(よ)に降る長雨」と「世に経(ふ)るながめ」の掛詞に仕立てたのはこの時代の詠人らしい業(わざ)。歌は漫然と「ながめ」をしている間に容色が衰えてしまったことを嘆いており、「いたづらに」の一語が「あはれ」を誘います。その上この「いたづらに」は、「いたづらにながめせし間に」「花の色はいたづらに移りにけり」と、前と後の双方に係っているので、この歌を読むときは

  「はなのいろは うつりにけりな いたづらに 
   や いたづらに わがみよにふる ながめせしまに」

というふうに「いたづらに」を繰り返して朗誦したい誘惑にかられます。
 この歌の「ながめ」は「眺めがよい」の「眺め」ではなく、「ながめ・せし(ながめをしていた)」と使われていることからわかるとおり「ながめること」という意味の名詞(むしろ「動名詞」と言うべきか)ですが、対象を見ることにはさほど力点はなく、むしろあれこれと物思う心の働きを表す語です。手近なところでは「百人一首一夕話」(ひゃくにんいっしゅひとよがたり 尾崎雅嘉 岩波文庫)にこの歌について「ながめといふ言葉は、心に物思ひのある時は何となう向ふを見つめて居るものなり。それをながめといふなり。」と言ってある、それでよいと思います。
 「花」といえば万葉集では梅ですが、この歌を収める古今集から後なら桜。すなわち「ながめ」が掛けられている「長雨」は春の盛りの雨です。ほの暗く灯りをともした室内にぽつねんと一人いて、降り続ける雨に見るともなく見入りつつ物思いに沈んでいる見目良き中年の女人(にょにん)、春の宵の暖かく湿った空気、ときどき思い出したように揺れる火影、単調な雨の音の中で繰り返し繰り返しわが身の拙さを悔いるいぶせさと、そこはかとないなまめかしさが感じられます。これは掛詞の力です。


 ところでここ数日のようなおだやかでさわやかな秋晴れの中にいてこの歌を思っていると、一人静かに「ながめ」て生きるのもそれほど悪くはなく、むしろ好ましくさえあるのでは、と思われてきます。過剰なまでに生命力の横溢した饗宴のような夏が過ぎ、むせるような青臭さや沸き返る熱気や湿ってぶよぶよした怪しげなものたちをすっかりなくして、やせ、枯れ、透き通っていく草むらに静かに陽が照っている、そんな中でわが身の上を「ながめ」たら、小野小町もまた違った詠みようをしたに違いありません。あるいはそんなにも乾いて即物的で非感傷的な、しかし冬の強引さ酷烈さとも違う秋の日中(ひなか)の静けさは、折口信夫によれば「宿命的に抒情詩」(「歌の円寂する時」全集第29巻所収)である短歌という詩形よりも、むしろ俳句や漢文の方に適しているのか、あるいは非定型詩かいっそ散文か。いずれにしてもこんなに明るく寂しくすっぴんでしかもなお豊かに自足する秋の昼間の、あたかも発心を促すかのような独特の趣きは、誰かがきっと表現していることと思います。
 秋には秋の詩があり文学がある。四季のある豊かさに感謝です。
| 国語・国文 | 20:07 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
最近の演奏会:つくば学園都市オーケストラ第40回定期演奏会
プログラム表紙 おだやかな秋晴れの日曜日、つくば市のノバホールでつくば学園都市オーケストラの第40回定期演奏会が行われ、コントラバスのトラで参加しました。プログラムは、

- バレエ「ロミオとジュリエット」より(プロコフィエフ)
- 交響曲第1番(シベリウス)
アンコールとして
- アンダンテ・フェスティーヴォ(シベリウス)

 指揮は海老原光氏。指揮者の希望曲によるプログラムということで、両曲とも決して簡単な曲ではないけれども随所に「おお美しい!」と思われる瞬間があり、オケ、指揮者ともに熱のこもった演奏でした。特にシベリウスの交響曲第1番第一楽章の主部Allegro energicoの入りは指揮者がオーバーアクションで飛ばし過ぎなくらい。こんな勢いで行って大丈夫かな、と不安がよぎったのは自分自身ついて行ける自信がなかったからかも?…(後述)

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| 自分が出演した演奏会 | 20:03 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
最近の演奏会:池袋小学校での演奏
 10月19日(金)に豊島区立池袋小学校で、午前中の授業の1コマを使って東京サロンオーケストラの演奏を全校生徒と教職員や保護者の方々等に聞いていただく催しがありました。演奏曲目は次の通り。

<オーケストラの演奏>
- ポルカ「百発百中」(ヨハン・シュトラウスII世)
- もみじ(岡野貞一)
- 馬と馬車(ルロイ・アンダーソン)
<指揮者コーナー>
- 交響曲第5番(ベートーヴェン)より 第一楽章冒頭
<ふたたびオーケストラの演奏>
- 喜歌劇「天国と地獄」序曲(オッフェンバック)
<みんなで歌いましょう>
- Believe(杉本竜一)

 今回は私は指揮を担当、司会と「もみじ」の独唱は団員の奥様で、お子様がこの小学校の生徒さんである平岡さんでした。

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| 自分が出演した演奏会 | 22:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
モーツァルトのポリフォニー修行
 モーツァルトは1781年にウィーンに居を定めてからすぐにヴァン・スヴィーテン男爵なる人物を通じてバロック音楽、特にJ.S.バッハやヘンデルの音楽と出会い、それ以来ポリフォニックな書法を積極的に使うようになったと言われています。実際私の乏しいモーツァルト体験(若い頃はあまり好きではなかったので ^^;)からしても、確かにこの1781年から1792年に没するまでの約10年の間に、モーツァルトがそうした昔の巨匠たちの音楽に親しんでいったことを示す作品が見られます。

 モーツァルトがバロック音楽の巨匠たちの作品を勉強したときの姿勢をよく示すものとして私が注目しているのは、1782年の作品とされるピアノのための組曲(未完成) Fragment einer Suite KV399(385i)です。次の3曲だけが残され、組曲としては未完成です。

序曲(ハ長調):付点の多い導入にアレグロのフーガが続くフランス風序曲
アルマンド(ハ短調):ところどころの二度音程の衝突が愛らしい佳曲
クーラント:(変ホ長調):3度平行、6度平行で流れる下降音階が目立つ優美な曲

<組曲(未完成) KV399(385i)序曲の冒頭>未完の組曲
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| オーケストラ活動と音楽のこと | 22:50 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
最近の演奏会:第28回リハ並木祭
10月13日(土)に埼玉県所沢市の国立身体障害者リハビリテーションセンターで第28回「リハ並木祭」が行われ、東京サロンオーケストラが昨年に続いて今年も参加しました。
 今回の演奏曲目は次の通りです。

- 喜歌劇「天国と地獄」序曲(オッフェンバック)
- 歌劇「ホフマン物語」より 「ホフマンの舟歌」(オッフェンバック)
- 「馬と馬車」(ルロイ・アンダーソン)
- スラブ舞曲第10番(ドヴォルザーク)
- ワルツ「ウィーン気質」(ヨハン・シュトラウスII世)
<指揮者コーナー>
- 交響曲第5番(ベートーヴェン) 第一楽章より
<生オケコーナー>
- とんぼ(作詞・作曲:長渕剛 歌:長渕剛)
- 世界に一つだけの花(作詞・作曲:槇原敬之 歌:SMAP)
<みんなで歌いましょう>
- エーデルワイス(ロジャース)
- もみじ(岡野貞一)
アンコールとして
- ポルカ「百発百中」(ヨハン・シュトラウスII世)
- 「千の風になって」(新井満)
 今回私はコントラバスと「千の風になって」の歌手を担当しました。
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| 自分が出演した演奏会 | 23:30 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
「第1番」
 今月から自分のオケやトラに行くオケの秋冬シーズンの本番がぼちぼち始まります。今回はその演奏曲目の中にシベリウスの交響曲第1番が入っているのですが、聞くのは好きでも弾くとなるとこれが難物、あんまり気張ってコントラバスにまでいろいろ書き過ぎてるんじゃないか。そういえば数年前にやったチャイコフスキーの交響曲第1番でも同じような目を見ました。どうも「第1番」というと構えてしまって力が入りすぎ、スコアの上から下まで初めから終わりまでとにかく目いっぱい書いてしまうタイプの人と、そうでない人がいるように思います。
 シベリウスやチャイコフスキーは典型的に前者で、旋律はすなおで美しいのに、シベリウスは教科書的な対位法書法と練習曲みたいなパッセージの連続で悩ませてくれるし、対するチャイコフスキーは書法の厳格さに加えて調性のうつろい感が身上なだけに、とにかく臨時記号が多く音取りが大変。
 これに対してベートーヴェンやマーラーの交響曲第1番はむしろ平易で、第2番、第3番…と後になるほどいろんなことを仕掛けてきています。
 ブラームスはタイプとしては前者でしょうが、こちらはあまりにも大上段に構えすぎて書くに書けないまま20年という歳月をかけた結果、作曲者も作品もともに熟成し、晦渋ながらよくこなれて上々の仕上がりになったと…ウィスキー系の作品ですね、これは。ブラームスの1番も12月の本番に向けてただいま練習中です。

第1楽章
<シベリウスの交響曲第1番から、第一楽章の再現部直前。赤枠で囲ったVn.とVa.が第一主題の断片を出しながら再現部を準備する一方、その上側の木管楽器群は半音階で下降、下側の低弦は半音階で上行しています。この木管と低弦の下降/上行は互いに反行しながら音価も異なる凝った書き方になっていますが、34小節にわたって延々と続き、パート譜はもう練習曲状態。>

チャイコフスキー第1楽章<こちらはチャイコフスキーの交響曲第1番の第一楽章のコントラバスのパート譜。見るだけで戦意喪失する臨時記号の嵐。こうまで臨時記号が多いと譜面の最初のフラット2つはあってもなくても同じ?>
| オーケストラ活動と音楽のこと | 09:59 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
ビゼーの「アルルの女」オリジナル全曲版
ビゼースコア表紙 ミュンヘンの楽譜出版社ヘフリッヒ(Musikproduktion Jürgen Höflich)から、Repertoire ExplorerとOpera Explorerというシリーズが出版継続中です。出版社の説明によると、このシリーズはクラシックの演奏会で演奏されるレパートリーがだんだんと少なくなってきている現状を憂い、不当に閑却されている作品のミニチュアスコアに音楽学的な解説と演奏用パート譜の入手先を付して出版し、もってこれらの作品の演奏の機会を増やそうとするものだそうです。Repertoire Explorerは室内楽からオーケストラ曲、Opera Explorerはオペラのシリーズです。
 オペラはとりあえず私の守備範囲外なので措くとして、Repertoire Explorerのオンラインカタログ(けっこう重い;)を見ると、一度は忘れられ(かけ)た曲が対象なだけに、なるほどこれは相当マニアックな品揃え。私の見るところでは目玉商品もいくつかあるものの今すぐまとまって売れそうなものは見当たらず、会社の資金繰りを少なからず圧迫するのではないかと他人事ながら心配になりますが、それはともかくとしてその意気やよし、一好楽家としてまずはこの会社の英断に拍手を送りましょう。

 このシリーズがヤマハやアカデミア・ミュージックなど日本の楽譜店の店頭にも並ぶようになり、私も既に何点か購入していますが、先週の土曜日にたまたまヤマハ池袋店に行く用事があってスコアの棚を物色したところ、またまた獲物発見、即捕獲しました。ビゼーの「アルルの女」オリジナル全曲版です。

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| オーケストラ活動と音楽のこと | 21:12 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
最近の演奏会:2007 MUSE Concert
Muse Concertプログラム 冷たい雨の降る日曜日となった9月30日の午後、つくば市の隣の牛久市文化ホールで開催された「2007 MUSE Concert 〜秋の彩りへの想い〜」にジュニアアンサンブルのお手伝いとして参加しました。ここのお手伝いは今年で3回目くらいかと思います。

 MUSE Concertは牛久市のNPO「MUSE市民コンサートの会」の主催で毎年行われているコンサートで、牛久市の地元の演奏家による生の音楽を市民のみなさんに身近に楽しんでいただこうという企画です。今年も筝と尺八と打楽器の合奏、ソプラノ独唱、混声合唱、フルートとハープ、ピアノ独奏、ジュニアアンサンブルが出演しました。
 会場の牛久市文化ホールは座席数1,198(うち身障者席4)のホールで、今回は2階席(300席)をクローズして898席を利用しましたが、7割から8割の席が埋まっていたようです。お客様は出演者の家族や友人の方々が多いのでしょうが、ついでと言っては何ですが他の出演者の演奏も聞いていただけるわけですから、コンサートの趣旨に照らしても十分成功していたと思います。
 私の出番はジュニアアンサンブルのお手伝い(コントラバス)。このジュニアアンサンブルは牛久市やつくば市の小・中・高校生を中心に編成され、私が初めてお手伝いに来たときの曲はヴィヴァルディの「春」でしたが、年々編成が大きくなって今年はフルオーケストラの曲に挑戦です。それだけこの活動が根付いたということで、喜ばしいことです。曲はグリーグの「ペール・ギュント」組曲からのセレクション(「アニトラの踊り」と「アラビアの踊り」にはダンスが、「ソルヴェイグの歌」にはソプラノ独唱がそれぞれ付きました)と、コンサートのフィナーレを飾る「ラデツキー行進曲」でした。

 ジュニアアンサンブルの若い奏者たちは自身の演奏経験のみならず他の演奏を聞くという経験もあまり積んでいないわけで、そのぶん音がまっすぐに出てくるなぁ、と感じます。音の出方や歌い方がニュートラルでストレートで、経験豊富な市民オケの奏者のいろいろな思いがまとわりついた、悪く言うとヤニっこい歌いまわしに慣れた耳には新鮮です。一方的にどちらがいいとか悪いとかいう問題ではありませんが、いずれにしても嘘や見せかけでない演奏がお客様に共感していただけるのであろうなあと考えさせられたコンサートでした。
| 自分が出演した演奏会 | 23:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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