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2014年2月奈良行き 5.鶴舞団地
承前)  青池周辺の現状を見てちょっと気持ちが沈みましたが、気を取り直して再び給水塔まで戻り、いよいよ昔住んでいた鶴舞団地の中へと分け入ります。

給水塔付近から北側(鶴舞団地)  学園前駅から北へ伸びる道は給水塔のあたりが一番高くなっていて、地形的にはここから北へ向かってだらだらと下って行き、その両側に鶴舞団地が展開しています。左の写真を見るとわかるとおり、道の左側(西側)は既にリニューアル済みで真新しい住棟が立ち並んでいます。私が住んでいたのは道の右側(東側)に建っていた41号館ですが、まさにちょうどその辺りがリニューアル工事の真っ最中らしく、そちらへ入る道ごと塀に囲われてしまっていて立ち入ることができません。しかし心配は無用、こっちは7年もここに住んでたんだから、入り込むルートなんていくらでも心得てますって。

41号館がない!  というわけで、工事中のエリアを通り過ぎた先から東側に入り込みます。と、なんとそこには衝撃的な光景が!右写真に見える43、42と続いてその先にあるはずの41号館、私が幼少期の7年間を過ごした41号館が、な、ない!42号館の先にはベルリンの壁のような無情の仕切りが立ちはだかり、その向こう側にあった懐かしの41号館は既に解体されてしまっていたのです。あーあ、来るのが遅かった・・・。しかも1番違いの42号館から先が残っているってのは、何だかなぁ。

鶴舞ショッピングセンター  ま、なくなっちゃったものはもうどうしようもないので、かつて自分が住んでいた41号館の407号室を訪れるという計画は諦めることにして、続いてここからすぐ近くのショッピングセンターのエリア(44号館、45号館)を訪ねてみました。左の写真正面の茶色い建物が44号館で、1階が店舗、上が普通の団地になっています。私が住んでいた頃は1階の店舗フロアには薬屋さん、パン屋さん(神戸屋)、床屋さんなどが入っていましたが、今は床屋さんだけが営業していて、その他は空いてます。
 左側の45号館は、私が住んでいた頃は近商ストアの小型店が入っていました。うちの母親はここの近商ストアよりも、前回にちょっと触れた青池の北側の商店街の方をひいきにしていました(おそらく生鮮食料品は商店街の方が安かった)。しかし距離的にはこちらの方が近いのでときどきこちらへ来ることもありました。一方子供のワタクシは、野菜は八百屋・肉は肉屋・魚は魚屋と商品ごとに別々の店で対面販売の個人商店よりも、何でも欲しいものをカゴに入れてレジでまとめて精算するスーパーの方が「進んでる」(死語)感じがしてましたね。でもここの近商ストアでも、肉なんかは今のようなパックにはなってなくて量り売りだったと思います。オジサンが経木か経木まがいの紙に肉やハム、ソーセージなんかを取って重さを量って包み、上から紙をかけてマジックで値段を書いてくれて、レジで精算するのです。ああそうだ、商店街のお肉屋さんの方はだいたいいつも量目より何グラムかおまけしてくれたんだっけ。近商ストアはその辺シビアでしたね。子供心にもその辺の違いは何となくわかりました。この45号館はその後連絡事務所などに使われていたようですが、今ではやはり空き家になってます。いずれリニューアルされちゃうんだろうな・・・。
鶴舞ショッピングセンター遊具  さらにこのショッピングセンターの一画に、右の写真のとおり遊具が設置されています。これは私が住んでいた頃からあったのかな、ちょっと印象がないんですが、いずれにしてもこいつらもリニューアルされちゃうんだろうな・・・。
 
  それから私はかつての自分の通学路をたどって団地の中を歩きながら、当時私が通っていた奈良市立鶴舞小学校まで行ってみました。この辺のたたずまいは当時とあまり変わりませんね。ただ自分の体が大きくなったので、子供の頃はけっこう遠く感じていた学校まであっという間に着いてしまいました。小学校の校舎は一部建て替わっていました。まあ自分が入学してからでも40数年は経ってるわけですからね。でも校庭側の建屋には昔の雰囲気がありました。

41号館があった所<左写真:通学路の始まりはもちろん自分が住んでいた41号館・・・といきたいところですが、別ルートから接近してみてもやはり間違いなく解体されてました。>

鶴舞団地内の公園<右写真:通学路の途中にある小さな公園。ぶらんこや滑り台などの遊具を備えたこうした公園は団地内のあちこちにあって、子供たちの声が響いていたものです。>

正面に鶴舞小学校<左写真:通学路をたどって行くと、やがて正面に小学校が見えてきました。>

鶴舞小学校(南側)<右写真:鶴舞小学校を南(鶴舞団地に接している方)側から眺める。ここに見えている校舎は新しく建て替えられてます。昔は斜めのラインはありませんでした。耐震補強かな?>

鶴舞小学校(北側)<左写真:同じく鶴舞小学校を、反対の北(校庭)側から見たところ。こちらの校舎は往時の面影があります。ちなみに校庭はこの写真の右手奥に広がっていて、かなり広いです。>

鶴舞幼稚園(南側)  鶴舞小学校の西隣にある奈良市立鶴舞幼稚園も私が通っていた幼稚園です。私がいた頃は園舎は平屋でしたが、団地ができて子供がどんどん増えている時期だったのでそれだけでは間に合わず、庭に2階建てのプレハブを建てて使っていました。写真は団地に接している南側から眺めたもので、園舎を真横から眺める感じになっています。

鶴舞団地から生駒山 この辺りで住棟と住棟の間から西側を見ると、右の写真のように生駒山が見えます。奈良と大阪の間を分ける山で、奈良側はなだらかですが大阪側は険しく切り立っています。山の上には昭和4(1929)年開業の生駒山上遊園地があり、近鉄生駒駅からやはり同年開通のケーブルカーで上れます。うちのベランダからも見えてました。懐かしいね、この眺め。

ネコ ふと見ると、ベランダに猫がいました。基本的に団地で犬猫を飼ってはいけないことになっていたはずですが、今はユルくなっているのかな。

怪しい工作1  というわけで郷愁にひたりながら団地内をうろついていると、鶴舞幼稚園の園地と団地との間を仕切る柵に怪しい工作が施されているのを発見しました(左写真)。これらのコンクリートブロック等はどう見ても柵を乗り越えやすくするためにそこに置かれたとしか思えません。つまり何者かがこの柵を越えて幼稚園側と団地側との相互通行を図ったのです。
怪しい工作2  近づいて見ると、角材等をハリガネで固定するなど設備の恒久化を図った形跡があり、「将来にわたって頻繁にここを通るぞ!」という意図が明白です(右写真)。写真の状況から推定すると、柵を乗り越えた人物はその後しばらく柵に沿って幼稚園側の石垣の縁をたどり、向こうに見える白いフェンスの外側へ降り立つものと思われます。この白いフェンスの外側へ降りる部分には、写真は撮り忘れましたが高さ1m弱の木製のハシゴがハリガネ等で固定されており、この通路の恒久化の意図が相当強固であることが推測されます。
怪しい工作看板  そしてこの柵への工作の現場には、左写真のとおり「通行ご遠慮ください 都市機構」という立札が立っております。つまりこれらの工作の存在とその意図は、団地を管理するUR都市機構側によって既に察知されているらしいのであります。
 これらを勘案して想像するに、おそらく当初の柵越えの試みは数個のブロック等を置く程度のもので、それらはUR都市機構側の手で容易に撤去されたのです。しかしその後「試み」はハリガネによる固定化・恒久化へとエスカレートし、これに手を焼いたUR都市機構は、実力行使で「試み」を断固撤去し続けることによる事態のいたちごっこ化に歯止めをかけるため、立札を設置して通行を「ご遠慮」願うという作戦に切り替えた。つまりこの立札を設置して、UR都市機構としてはここのご通行を「ご遠慮」願っていますよという姿勢を明らかにすることによって、万一通行を「ご遠慮」しなかった人物が何らかの事故・不祥事等を起こした場合でも、いやそれはその方の自己責任ですよと、UR都市機構といたしましてはこれこのとおりちゃんと通行を「ご遠慮」願っているにも関わらず、一部の心無い方のせいでこのような事態に至ったことは誠に遺憾千万、残念至極でございますと、さよう見方によっては私どもUR都市機構も被害者なのでございますよと、そういう路線を採ることにしたのであろうと考えられます。一種のアリバイ工作と見られなくもないようですが、まあそこはお互いオトナですからね、ここの所はUR都市機構の善意と真情を汲み取っておかないと。
 それにしても、団地の管理者たるUR都市機構を相手に回して一歩も引かず、この柵越えの「試み」をココロんでいるのは一体どこのどういう人物で、その目的は何なのだろうか?と私が考えていると、何とそこへその「人物」らしき人が現れたのであります!果たしてその人物とは?え、あなたが、私の、母!?

続く…




 
| 地域とくらし、旅 | 13:03 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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