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Der Einsame im Herbst 秋日独思
 タイトルはマーラーの交響曲「大地の歌 Das Lied von der Erde」の第二楽章からとっておりますが、内容はそれとは全然関係ない下世話なものでありますので、悪しからずご容赦ください…

 SNS(Facebookとmixi)では既に公にしていますが、勤めていた会社が去る8月16日に解散しました。以前から売り上げが上がらず、このままではいずれ…と感じてはいましたが、8月15日までの夏休みが明けた16日の朝、「さあ出勤」と思っていたところへ自宅に電話があり、午後3時に本社へ全員集合とのこと。これはひょっとすると…と思いましたが、まさかその日に解散を言い渡されるとは思いませんでした。

 会社が解散したからといって、経理・事務担当の私の場合は即日失業ということにはならず、まだ会社清算のための仕事を続けています。清算業務といっても法律的なことは弁護士に委託しているので、仕事としては関係先への連絡と問い合わせ対応、退職者への対応、諸々の支払、不要物の処分等といったところ。
 とは言え、会社が解散したということはもう新しい仕事はないわけで、捨てるもの捨てて片づけるもの片づけちまえば「ハイそれまでヨ」でめでたく(?)解雇、失業でございます。どうなんだろ、次の給与計算の締めは10月10日だから、そこら辺で半端なくすっきりと、かな?それとも「給与の締めは関係なく一段落したらさっさと辞めてね」ということなんだろうか…いずれ長くはないんだがいつ明けるかわからない無期限状態、宙ぶらりんな感じです。

 いずれにしてももう会社に金は入ってこないのだし、幸い先週の台風が通過してからは昼間もそこそこ涼しくなったので、会社に来ても空調は入れず蛍光灯もつけずに窓を開け放します。節約にもなり明るい光と気持ちのよい風が入ってきて一石二鳥。まわりはまるで田舎なので人も車もめったに通らず、窓の外から聞こえてくるのは秋の虫の声と遠くで鳴く夏の名残のツクツクボウシ、モズの高鳴きと時々飛び過ぎる鳥たちの鳴き声くらいで実に静かです。
 思えば秋はいつも素面で明るく静かで、豊かな実りはあるものの、次第に迫る枯死とそれに続く長い長い冬の兆しをどこか頽(ものう)く見つめる季節でした。だから物事が終わるのにはふさわしいと言えるでしょう、喧騒と饗宴の夏が過ぎ野分も過ぎて、もう先には白く乾いた枯れ野しかないのだと、もう後戻りはないのだと、静かにきっぱりと言い渡されるこの時期が。

 私はこれまでに、会社の吸収合併など自分が意図したのでないものも含めると都合6回ほど転職を繰り返してきましたが、その間無職の状態であったのはたぶん休日の関係でやむを得ずはさまった一日だけで、必ず次の仕事を見つけてから前の会社を辞めてきました。根が小心者だからね〜(笑)。が、今度ばかりはいつ解雇されるのか今のところ見当がつかないし、次の仕事を探すのはちゃんと(?)解雇されてからにして、サラリーマン人生初の空白期間をおいてみようと思います。昔は「履歴書に空白があると次の就職に不利だ」などとも言われましたが、今度の場合はそれ以前に年齢が年齢だしねぇ…

 先週は屋外にあった飲み物の自動販売機と、工場用の酸素と二酸化炭素のガスボンベが撤去されました。だんだん身軽くなります。

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