2011.04.29 Friday
近頃飲んだ酒:「南部美人」純米吟醸
例の震災以後、私の身近な酒事情にも変化がありました。一番の変化は酒店の陳列と品揃え。それまで陳列棚に酒瓶がずらりと立ち並んでいたのが、毎日々々何度も繰り返す余震のため、横に寝かせたり木箱やケースに入れたまま棚に並んでいたり。そのようにして並べられた瓶にはラベルが汚れたり傷んだりしたものもあり、ところどころ空いている棚もあります。まだ日常には戻ってないな、という感じで、一時はこんな状況で呑気に酒飲んでていいのかなという気持ちにもなりました。
そんな中で飲みたい背中を押してくれたのが、YouTubeで見た東北の酒屋さんの「お花見のお願い」でした。ハナサケ!ニッポン!の会では「南部美人」「あさ開」「月の輪」(以上岩手県)「栄川」(福島県)など東北各地の酒屋さんの「お花見のお願い」の動画を流していましたが、私が見たのは「南部美人」さんのものでした。
というわけで「南部美人」です。木箱に入って棚に並んでいたもので、よく見るとラベルの右下がわずかにひっかいたように傷んでいます。そのせいでしょう、純米吟醸にもかかわらずお買い得価格でした。
岩手といえば南部杜氏の本場。私が普段愛飲している「霧筑波」を造っているつくば市吉沼の浦里酒造店も南部杜氏が活躍している酒屋さんなので、おそらくそのせいでしょう、「南部美人」も私の中のスタンダードの上級品という感じで、とても飲みやすくておいしい。さらりと辛口で上品な中に、肴に何を当てても大丈夫みたいな力強さが感じられるお酒です。
これからしばらくは、日本酒は東北・北関東のものを飲んでいこうと思っています。
そんな中で飲みたい背中を押してくれたのが、YouTubeで見た東北の酒屋さんの「お花見のお願い」でした。ハナサケ!ニッポン!の会では「南部美人」「あさ開」「月の輪」(以上岩手県)「栄川」(福島県)など東北各地の酒屋さんの「お花見のお願い」の動画を流していましたが、私が見たのは「南部美人」さんのものでした。
というわけで「南部美人」です。木箱に入って棚に並んでいたもので、よく見るとラベルの右下がわずかにひっかいたように傷んでいます。そのせいでしょう、純米吟醸にもかかわらずお買い得価格でした。
岩手といえば南部杜氏の本場。私が普段愛飲している「霧筑波」を造っているつくば市吉沼の浦里酒造店も南部杜氏が活躍している酒屋さんなので、おそらくそのせいでしょう、「南部美人」も私の中のスタンダードの上級品という感じで、とても飲みやすくておいしい。さらりと辛口で上品な中に、肴に何を当てても大丈夫みたいな力強さが感じられるお酒です。
これからしばらくは、日本酒は東北・北関東のものを飲んでいこうと思っています。