11月17日(土)は数ヶ月ぶりに楽器に触らない休日でした。それは高校の学年同窓会「34年目の後夜祭」に出たから。
私の出身高校・都立国立高校は3年間クラス替えがありません。授業は単位制なので各人別々に取っても、ホームルームやクラス単位の行事では3年間同じ顔がそろいます。それだけにクラスのまとまりは強く、卒業後もクラスごとの同窓会はそれぞれにやっているようで、わがクラスも毎年母校の近くでお花見をやってます。しかし全9クラスそろっての同窓会というのはこれまで開かれていませんでした。
今回の学年同窓会のきっかけとなったのは母校創立70周年を記念して2年前の8月に開催された「大人の国高祭」。これは歴代OBが集まるイベントだったので人数制限があり、我々の学年で参加できたのは10数名でしたが、この場で学年同窓会をやろうという話が出たらしい。その翌年の震災でこの話も一度は消えかかったのですが、昨年我々の一年下の学年が学年同窓会を行い、これに刺激されて再び話に火がつき、卒業後34年目にして初めて学年同窓会「34年目の後夜祭」が開催されたというわけ。ちなみに「後夜祭」とは、文化祭・体育祭・後夜祭からなる国高祭の最後を飾る行事のことで、今はどうかわかりませんが、34年前は体育祭が終わった後のグラウンドで焚き火を囲んで「国高音頭」など踊ったものです
34年目の後夜祭〜都立国立高校 昭和54年卒同窓会
日時:2012年11月17日(土)19:00〜21:00
場所:東京都庁45F 南展望室
私はオリンパス製品のユーザーでもなく同社との関わりはありませんが、かつて公開会社の経理・総務部門で仕事をしたことのある身として、この事件がどう決着するのかという点に興味を持って見ています。
しかしそれにつけても思うのは、巨額損失とその先送りという事実の隠蔽に関わった人たちのエネルギーが、この長い隠蔽期間中にどれほどムダになったことかと惜しまずにはいられません。というのは、こうした組織の不祥事には、それを計画し実行を決め積極的に関与した、いわば確信犯の下に、組織の中での役割上否応なしに不祥事に関わらざるを得ず、いわば無理やり巻き込まれた人たちがいたのではないかと思うからです。
たとえば経理や企画や総務・法務といった部門に属する人たちの中には、上からの指示命令に従って、ファンドに巨額の資金を送金したり、表には出せない契約書の文案を作ったり、会計基準に合わない決算書を組んだりした人たち、意味がよくわからないままにか、あるいは感づいていて心ならずもか、とにかく自らの意思ではなく「手を汚した」人たちがいたはずです。そうした無理やり巻き込まれた人たちが、自分のしたことに後ろめたさを覚えたまま、あるいは自分は道に外れたことをしてしまったのではないかと自らを疑いながら、この長い隠蔽期間を過ごしてきたとしたら、その間に失われた、あるいは後ろ向きに空費されたエネルギーの総和はどれほどのものでしょうか。企業の経理・総務の経験者としては、数は多くないかも知れないがそういう人たちがいたであろうことも考えずにはいられません。
そしてもしそのような立場にあって、当事者であるが故に自分もこの犯罪の加担者、加害者であろうかと思い悩んできた人がいるとしたら、私はそうは思わない、あなたはむしろ被害者だと伝えたい。そしてその悪事が露見した今、もう後ろ向きの思いは必要ないのだから、これから先自分は何をするか、どう生きるかということを考えていってほしいと思います。
昨日(8月23日)は多事でありまして、朝はちあきなおみの「喝采」に感動し、夜は夜で(先日の「大人の国高祭−新聞広告」でも触れましたが)大人の国高祭のTVCMが夜9時からの「たけしのTVタックル」(テレビ朝日系)で流れるというので、見ました。何でこの番組なのかな〜と思っていましたが、新聞広告にも出演された三宅久之氏が出演する番組だからなのでしょうかね。拙宅では旧態依然のビデオテープでしか撮れないので録画しませんでしたが、同窓生諸氏の中にはばっちりフルハイビジョンで録画された方もいることでしょう。
私は予め放映されることを知ってるから「あぁ、これなの」と思って見てましたが、知らないで見た方は「何これ?」と思われたのではないでしょうか。何かの覆面広告(ティーザー広告)じゃないか、とか。
その流れで、と言っては失礼ながら、番組そのものも見ましたが、僕はやっぱり青山さんのニュースウォッチ9見ますわ(笑)。
<録画はしてないけど画面をデジカメで撮ってみました。ただし十何インチだかのブラウン管テレビを斜めから撮ってるので、ははは…な結果になっております。ちなみに右は母校の正門でございます。>
私の母校が創立70周年とやらで、文化祭形式の大同窓会をやるのです。私の同級生数十人は地元OBの献身的な活動により母校のすぐ近くで毎年お花見やってるし(今年も立ち寄りました)、中には子供も国高生という人もいて、ゆる〜くながら母校とつながってる感がありますが、卒業以来すっかりご無沙汰という卒業生も多いのだろうなぁ。一紙とはいえ全国に広告打って、23日にはTVCMも打つそうな。
同窓会もさることながら、やはり母校が順調に発展してほしいものです。
滞納していたローンや税金の支払は当然のことですが、それらに加えてやっちゃいましたよ自分へのご褒美(笑)。以前から気になっていた山本直純(やまもと・なおずみ)さんのCD選集「人生即交響楽」です。豪華カートンボックスにCD8枚とA4判全152ページの解説書がセットされて税込16,800円!1万円超の買い物なんて何年ぶりか(涙)。
<写真は「人生即交響楽」の外観。タテ31cm×ヨコ22cm×厚さ8.5cm、重さ1.8kgの堂々たるもの。>
「お仕事篇」から察せられるとおり、昨年の会社は給与の支払もままならぬ状態だったから、私の年間の手取り額は住宅ローンの支払額にも満たず、当然暮らしは楽ではなかった。貯蓄を取り崩し親類縁者の援助も受けたし、もちろん支出も切り詰めた。
たとえば車への給油。以前はだいたいいつも満タンにしていたが、昨年はガソリンの値段に敏感になったし、給油するときは満タンでなく定額で給油するようにした。こうするとガソリンが高いときは少しだけ入れ、安いときに多く入れることになり、平均単価が抑えられる。財形や従業員持株会でよくやる「ドル・コスト平均法」の応用だ。ただし高くて少ししか入れられないとすぐ空になり、結果として高いときほど頻繁に給油するから、実際の節約効果はそれほどでもないかも知れない(汗)。根本的には車に乗らなければいいわけだが、通勤が車なのでそうそうは抑えられない。せめてもの自衛策である。たまに金回りのいい時に満タン入れると、それだけで贅沢をしたような気分になれる。
ところで、金が思うように使えないと、おもしろいことに(と言ってしまってよいかどうかわからないが)最初のうちは「今は我慢しよう(状況がよくなったら買おう)」と思っているが、そのうち「別になくてもいいや」と思えるようになってくる。所有欲・消費意欲が減退するのである。以前なら「あ、おもしろそう!」と思ったに違いない本やCDやDVDやいろんなモノに対しても「それを読んでも/聞いても/見ても/手に入れても、それはそのとき楽しいだけで、結局人生や社会がよくなったりはしないじゃないか」と自然に感じてしまう。さすがに若干の葛藤と躊躇はあるものの、結局はそんなものに金使ったってしょうがないや、と素直に気持ちを収められるのだ。求不得苦(ぐふとくく:求めても得られないことによる苦しみ)を合理化によって抑制しているだけとも言えようが、この抑制は対象物を見つめているだけでほとんどオートマチックに発現し、「欲しいけど我慢しよう」というほどの気持ちのざわめきもない。「消費インポ」とでも言おうかね(^^;;;
そのうち給与の未払い分が入ってきてお金が使えるようになったら消費意欲が猛然と湧き上がってくる(リバウンド?)のかも知れないが、今はまだわからない。実は後述のように自分の楽しみのためにある程度金を使っていたから、自分に限っては激しいリバウンドはないかも知れない。
いつもお気楽なことばかり書いているが、今回は愚痴のひとつも書いてみる。昨年はとにかくひどい一年だったのだ。
私が経理部長として勤めていた会社(半導体製造装置ベンチャー)は一昨年の後半から絶不調だった。仕事が取れず売上がないから、金がどんどん減っていった。金繰(かなぐ)りの基本は「入(い)るを図り出(いず)るを制す」である。「出る」を制するため、会社は昨年1月から給与を2割カットし、希望退職者を募った。退職者の退職金はなんとか工面して支払った。しかし社員の給与が払えない。相変わらず仕事がなく、肝心の「入る」方がなかったからだ。
そんな中、政府の緊急経済対策に乗って中小企業向けの緊急支援融資の話が出てきた。金はノドから手が出るほど欲しい。しかし当社に仕事がないことを知っているメイン銀行は、すでに貸している金の返済を猶予するのが精一杯で、新しい金は貸せないと言う。従来あまり取引のなかった地元銀行をなかば強引に説き伏せて融資限度枠いっぱいまで借り、一週間遅れで給与を支払った。昨年の5月の初め頃である。給与を満額支払ったのは、これが最後だった。
これまでのはプロバイダが提供している一番シンプルでそっけないものの配色を白とオリーブグリーンに変えた、それはそれはさっぱりしたものでしたが、今度のはユーザーが作って提供しているテンプレートを多少アレンジして使わせていただいてます。最近赤いものが好きになってきたので、全体に赤っぽいものにしました。特に意識したわけではないけど、タイトルの蓮の花は土浦名産のレンコンを、また全体の赤は水戸の梅を思わせて、なんだか茨城っぽいんじゃないかい?(笑)
そういえば若い頃は青系の色が好きだったのに、いつの間にか赤〜茶系が好きになりました。こういうのも一種の加齢現象なのか?
あえて言うと、私は2試合とも「日本らしいサッカー」だったと思います。勝って当然の格下相手や大事な緒戦とわかっていて練習もして準備もしてそれでも勝てない、能力は高いらしいけど試合で発揮されない、テストにたとえればいい線までいくんだけどいつも93点みたいな、試合中はイライラ、終わればガッカリのサッカー。もう言い古されて聞き飽きて口にするのも憚られるので「決定力不足」という言葉は使いたかぁないんだけど、男女ともに決定的なチャンスをモノにできてない、ホントに「日本らしいサッカー」だった、と。
もちろん選手のみなさんが目指しているという「日本らしいサッカー」はそういうのじゃないんでしょうけど(じゃどういうの?というツッコミはとりあえず措いといて)、私ゃたまには「日本らしくないサッカー」も見たいなぁ。
足立は母の実家でしたが、私の家族は父の仕事の関係で2〜3年おきに引越しを余儀なくされていて、ここに住んだことはありません。私がこの近くの中学校を卒業したのは、家族から離れて親戚に預けられたからでした。小学校2つ、中学校は3つ経験し、どこへ行っても「転校生」でよそ者だった私の、ちょっと冷めた目から見ると、この辺は中学校同士の喧嘩なんかもあってやや荒んだ感じもありましたが、昔から住んでいるご近所同士のお付き合いはべたべたせずにつかず離れず適度にあったので、報道されたような追い込まれた果てのカタストロフィックな事件が起きるとはちょっと信じられませんでした。