今回の目的は以前書いた新潟の角海浜村の盛衰について調べるためで、その成果については後日改めて書きますが、今はなくなってしまった角海浜村のありし日とその後の変化をたどる資料として、5万分1地形図を明治44年から昭和56年にかけて6枚と、昭和43年の2万5千分1地形図1枚の謄本を入手しました。その7枚を選び出すために、前後100年にわたる地形図をとっかえひっかえ大型ディスプレイ上に写し出し、要部を拡大して比較してはしばし慨嘆また沈思黙考・・・いやもう三昧境ですよ。事情が許せば毎日でも入り浸りたいですね〜
併設の「地図と測量の科学館」では東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)に関する展示を行っていました。震災前と震災直後の空中写真の比較展示に絶句。日常生活が根こそぎ壊れてしまう恐ろしさをまざまざと見せつけられる思いでした。