最近飲んだ普通においしい酒〜出羽桜地元還元酒
出羽桜地元還元酒 誰しもうまい酒を飲みたいという望みは同じながら、金額は気にせずとにかくうまい酒を飲みたいという向きと、手頃な値段でできるだけおいしい酒を飲みたいという向きに分かれると思うのです。私は後者なものですから、たとえば大吟醸クラスの酒ならそりゃぁうまいに決まってるけどなかなか手は出さ(せ)ない、しかし楽しみのために飲むものでもありますから、紙パックの酒ではなんとなく寂しいし、全国共通大手メーカーの酒も面白みに欠ける気がする。そこで近場の酒屋に置いてある全国の地酒の中から目ぼしいものを選んでは試みているのです。ここのところ「澤乃井」や「多満自慢」など多摩のお酒が続いたので、このたびは目先を変えて、ひさしぶりに山形の酒を選んでみました。昨年12月に「桜花吟醸酒誕生三十周年記念酒」を堪能した「出羽桜」の普通酒です。
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| 飲酒日誌 | 19:45 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
近頃飲んだ酒:アルザスのピノ・ブラン
 アルザス地域はもともと神聖ローマ帝国(ドイツ)の一部でしたが、17世紀以来戦争の度にフランスとドイツの間で取ったり取られたりを繰り返した歴史を持っています。そのためフランスの中でも独自のアイデンティティを持った地域になっているらしいのですが、彼の地を訪れたことがない私でもその独自性を実感できるのが、アルザスのワイン。
 まず瓶の形が細身で背が高く、ドイツワインと似ているので、並み居るフランスワインの中でもすぐ見分けがつきます。またフランスワインはAOCに則って基本的に地域名・地区名を表示するのに対して、アルザスワインの多くはAOC(アルザスとアルザス・グラン・クリュがある)に加えて原料ブドウの品種を表示しており、その品種もリースリングやゲヴュルツトラミナーなどドイツ系の品種が多い。さらに白ワインの比率が圧倒的に高いのもアルザスワインの大きな特徴です。
 ・・・というと、何だ要するにフランス製のドイツワインじゃないかと言われそうですが、そこはやはりお国柄の違いというか、目指すワイン像の違いが歴然とあって、ドイツワインが基本的に糖度重視で、その甘さをぴーんと強い酸でバランスさせるので、フルーティーで輪郭線がくっきりしたワインになるのに対して、アルザスワインはもっと穏やかですっきりとした中辛口のワインに作ります。例えて言えば、ドイツワインがドビュッシーのピアノ曲のように、腕をうーんと広げた鍵盤の一番高い端(ピーン)と一番低い端(ゴーン)が同時に鳴ってるみたいなのに比べて、アルザスワインは鍵盤の中央部で、中音域も豊かな密集和音をポロロロロンとアルペジオで弾いてるみたいな感じかな・・・しかし相変わらずわかりにくい例えですみません(汗)。ドビュッシー、フランス人だし。

アルザスのピノ・ブラン 私はそんなアルザスワインが大好きなのですが、実は酒屋さんでも飲食店でもあまり置いてなくて、しかもあったとしても「お財布に優しい」よりちょっと上の価格帯のことが多いのが残念ですね〜。でも先日初めて行ったつくば市東新井のワインバー&デリカテッセン「クレオン・ル・プレジール」には今まで飲んだことがないアルザスワインがあったので、思い切って頼んでしまいました。
 それはピノ・ブランというフランスのブドウを使ったもの。アルザスワインは上述のとおりドイツ系の品種を使ってるものが多く、フランスのブドウを使ったものは私は初めてでした。ベーコンとシェーブル(チーズ)のサラダ、 ズッキーニのキッシュ、イベリコ豚のローストと一緒に頂きましたが、ワインは香りがよく、リースリングやゲヴュルツトラミナーより柔らかい感じでした。でもイベリコ豚にもよく合って、全然負けてませんでしたよ。ん〜、んめぇ〜(感動)。まぁ私の場合大抵のものは何を飲んでも食べてもおいしいんです(笑)。それは人生を多少なりとも幸せに生きようとするのなら大事なことだと思う。
<今回いただいたPierre FrickのPinot Blanc 2006 AOC Alsace>

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| 飲酒日誌 | 22:11 | comments(4) | trackbacks(0) | pookmark |
近頃飲んだ酒:カルムネールのワイン
カルムネールのワイン 初めてカルムネール carménère という品種のブドウで造ったワインを飲みました。寡聞にしてこの品種のことはまったく知らなかったのですが、ネットで調べてみるともともとフランスのボルドーで古くから作られていた品種で、特にメドック地区でよく使われたらしいのですが、フィロキセラ禍によってフランスから姿を消し、一時は絶滅したと思われていたらしい。

 ところがその後チリでメルローと間違われて、またイタリアではカベルネ・フランと間違われて栽培されていたことがわかり、特にチリでは大成功を収め、ドイツワインと言えばリースリング、オーストラリアワインと言えばシラーといわれるのと同じく、チリワインとカルムネールはほとんど同義語とされるに至ったのだと。うーむ、チリのカベルネ・ソーヴィニヨンはけっこう飲んでいたのだが(汗)。

 ところでこのワインはJR荒川沖駅東口のさんぱるに入っている「さんぱるリカーショップ」で50%OFFになっていたので購入したのですが、それでも1,500円弱だったので、もし50%OFFじゃなかったら絶対買ってないね(^^; 同じメーカーのカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーもありましたが、いっちょ冒険して未知のブドウに挑戦してみようと思ったのもこの値段だったから。安いってありがたい。白ではシャブリも50%OFFになってたので買っちゃいましたが、ひょっとしてこれも震災の影響なんだろうか。

 初めて飲んだカルムネールのワイン、とても気に入りました。黒っぽい色調でタンニンがあまり強くなく、メルローやカベルネ・フランと間違われていたというのもある程度うなずけます。しかしそれらより果実味が強くて、むしろ私の好きなシラーとかマルベックに似てると思いました。これでお値段がいつも50%OFFならうれしいんだけどね(それは無理だろ)。

| 飲酒日誌 | 21:16 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
近頃飲んだ酒:「南部美人」純米吟醸
 例の震災以後、私の身近な酒事情にも変化がありました。一番の変化は酒店の陳列と品揃え。それまで陳列棚に酒瓶がずらりと立ち並んでいたのが、毎日々々何度も繰り返す余震のため、横に寝かせたり木箱やケースに入れたまま棚に並んでいたり。そのようにして並べられた瓶にはラベルが汚れたり傷んだりしたものもあり、ところどころ空いている棚もあります。まだ日常には戻ってないな、という感じで、一時はこんな状況で呑気に酒飲んでていいのかなという気持ちにもなりました。
 そんな中で飲みたい背中を押してくれたのが、YouTubeで見た東北の酒屋さんの「お花見のお願い」でした。ハナサケ!ニッポン!の会では「南部美人」「あさ開」「月の輪」(以上岩手県)「栄川」(福島県)など東北各地の酒屋さんの「お花見のお願い」の動画を流していましたが、私が見たのは「南部美人」さんのものでした。

南部美人純米吟醸 というわけで「南部美人」です。木箱に入って棚に並んでいたもので、よく見るとラベルの右下がわずかにひっかいたように傷んでいます。そのせいでしょう、純米吟醸にもかかわらずお買い得価格でした。
 岩手といえば南部杜氏の本場。私が普段愛飲している「霧筑波」を造っているつくば市吉沼の浦里酒造店も南部杜氏が活躍している酒屋さんなので、おそらくそのせいでしょう、「南部美人」も私の中のスタンダードの上級品という感じで、とても飲みやすくておいしい。さらりと辛口で上品な中に、肴に何を当てても大丈夫みたいな力強さが感じられるお酒です。

 これからしばらくは、日本酒は東北・北関東のものを飲んでいこうと思っています。
| 飲酒日誌 | 16:45 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
近頃飲んだ酒:「鶴の友」別撰
鶴の友金包み 以前松江の「李白」を紹介しましたが、ものごとには全て終わりがあるもので、さしもの「李白」も空いてしまう日がやってきました。次のお酒は家内の実家のある、新潟は内野の「鶴の友」。今回のは私の誕生日のお祝いに岳父からいただいたもので、普通酒のひとつ上の「別撰」なので、こんな金紙包みで届きました。

鶴の友別撰 以前こちらのブログでもちらっと紹介したことがありましたが、新潟市西区内野というところは良質の伏流水に恵まれ、今でもさほど広くない町の中に造り酒屋が3軒あります。その中で私が気に入っているのが「鶴の友」。他の2軒のお酒と飲み比べたわけではなく、たまたま飲んで気に入ったのがこれだったというだけですが、特にどうこういうこともなく普通においしく、飲み飽きしないお酒です。「別撰」がおいしいのはもちろん、普通酒の「上白」もじゅうぶんおいしい。しかも地元とその周辺以外ではほとんど買えない、ほんとに地酒らしい地酒なのです。

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| 飲酒日誌 | 21:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
近頃飲んだ酒:「李白」特別純米酒
「李白」特別純米酒 昨年末から二年がかりで(笑)飲んできた「出羽桜 桜花吟醸酒誕生三十周年記念酒」がついに空いたので、以前から気になっていたお酒にトライすることにしました。島根県は松江の「李白」です。
 ところで我が身を振り返ってみると、ふだんよく飲む酒は地元茨城と家内の実家の新潟を中心に東国の酒が多く、西日本の酒はあまり飲んでいないのです。記憶にある西の酒の銘柄を数えても、奈良の「春鹿」と「百楽門」、土佐の「酔鯨」、愛媛の「梅錦」、山口の「獺祭(だっさい)」、熊本の「美少年」くらいか?・・・あぁ、もちろん「月桂冠」「白鶴」「大関」「菊正宗」etc. といった全国ブランドは除く、いわゆる地酒の話ですよ。
 西国の酒は自分にとっては未開の地。まだまだこれからいろいろな楽しみに出会える気がするぞ。

 というわけで、「李白」です。詩人としての李白は唐代を代表する詩仙にして酒仙。敢えてそのビッグネームを担う以上は、まさか凡酒ではあるまいよ、と期待して、しかしそこはお財布とも相談しながら(笑)、別純米酒を試みることにしました。
 一般に純米酒は旨味豊かな酒ですが、アルコール添加をする本醸造と比べると酒質は重くなり、悪くするともっさりと垢抜けない感じの酒になってしまいます。しかしこの「李白」特別純米酒はさすがに酒仙の名に恥じず、味わいはしっかりしているがすっきりと切れて、もっさり感は皆無、ふっとアルコールが浮いてくる感じもありません。すっきりと上品な性質(たち)の酒です。新潟出身の家内曰く「日本海側の酒だね」と。なるほど、そういうくくり方もあるか。確かに地酒を味わうということは、その土地その風土を味わうという面もあるよな。
 李白酒造のある島根県松江市はまだ訪ねたことはありませんが、子どもの頃にNHK「みんなのうた」のお国めぐりシリーズの一曲「松江の町は」を聞いて以来、何となく親しみを感じて今日に至る、いつか行ってみたい町のひとつです。

 先ほど李白酒造のホームページを見てみたら、大吟醸「月下独酌」と純米吟醸「両人対酌」というのがありました。それぞれ李白の詩から取った名前(「月下独酌」は同名の詩があり、「両人対酌」は「山中与幽人対酌」詩の初句「両人対酌山花開」から採る)が何ともソソります。春の一日友人と「両人対酌」を酌み、宵には「月下独酌」を相手に独り李白の詩をひもとくなんて、いいよねぇ・・・(「李白」さん、商売うまいよねぇ ^^;)。

| 飲酒日誌 | 22:43 | comments(0) | trackbacks(1) | pookmark |
近頃飲んだ酒:Las Moras Malbec 2009
Malbec もうね、連日ワインですよ〜(←大変喜んでいる)
 12月26日(日)は豚かたまり肉にブラックペッパーを効かせた冷製みたいなのとモツァレラチーズ。普通なら白ワインと思いますが、ここは思い切りハズして、アルゼンチンのマルベックいってみました
 私のように南仏系の黒っぽい赤ワインが好きな方なら、アルゼンチンのマルベックはきっとお気に召すと思います。この品種は皮にタンニンが多く含まれていて長期の熟成に向くということですが、アルゼンチンで作るとそれほど熟成しなくて飲める柔らかいワインにもなるのです。チリなど南米のカベルネ・ソーヴィニヨンもそうですよね。この日開けたのも、ちょっと早めで味も香りもまだ十分に開いていない感じはありましたが、香ばしい脂とブラックペッパーで武装した豚肉が善戦してました。さすがにチーズは青かびとかウォッシュタイプの方がもっと複雑なセッションになったでしょう。でもワインがおいしかったから許しちゃう。

 今日はさすがに休肝日にしよう。
| 飲酒日誌 | 19:04 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
近頃飲んだ酒:CLAUDIA Vallformosa PARELLADA-MUSCAT 2009
Vallformosa 連日ワインです。この日はカニ爪コロッケみたいなのが主菜なので、さすがに白だろうということで、スペインの白を開けてみました。
 スペインのワインというとリオハの赤とかシェリーが思い出されますが、白はとっさに思い浮かびません。まあシェリーは白だろうっちゃ白なんですがね ^^;
 このワインの産地(2009の下に金文字書かれているが…写真では見にくい)ペネデスはカタルーニャ地方の中心都市バルセロナの近郊で、カヴァ(スペインのスパークリングワイン)の産地として知られているらしく、またこのワインに使われているブドウ品種(2009の上に書かれている2種)のうちパレリャーダはカタルーニャ地方の固有品種ということで、わかる方にはわかるカタルーニャらしさあふれるワインなのでしょうね。私はスペインの白はまったくの素人でございます。

 さてその私としてはあまりなじみのないスペインの白は、酸より厚みのある甘みが感じられて、とても飲みやすく、油分とこくのあるカニ爪コロッケともなかなかいい感じでした。今家にある白はこれ(残り1本)と先日紹介したLas Morasのソーヴィニヨン・ブラン(残り2本)。この時期にはこのスペインの白の方が飲みやすいかも、と思いました。
| 飲酒日誌 | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
最近飲んだ酒:Constantia Rood 2008(クリスマスイブに)

Constantia Rood 2008 クリスマスイブはやっぱりワインでしょ、というわけで、南アフリカの赤ワインですよ。主菜はローストチキンだけど、割とこっくりした味付けだから赤でいけると思ったので。

 1994年までアパルトヘイトを維持し続けた南アフリカという国に対する見方、態度はさまざまあると思いますが、その辺も含めて他でもないイブに開けてみた・・・というのは「おお、そういえばこれイブに開けちゃったよ」と気づいてから後で考えた理屈で、その時はやっぱり値段の割においしいから選んだのでした。

 喜望峰に近い沿岸地域のコンスタンティアで作られたこのワインは、ヴァライエタル(特定の品種で作るワイン)ではなく、シラーズを主体にカベルネ・ソーヴィニヨン、ピノタージュ、メルロ等の品種がブレンドされているらしい。シラーズの豊満さに酸とエレガンスが合わさって、昔ぽちゃっと可愛かった同級生にひさしぶりに会ったら何だか大人っぽくきれいになっててドキドキ・・・みたいな感じのワインですよ〜(喩えが変ですみません。でもベリーだのカシスだのチョコレートだの葉巻だの湿った土だのキノコだの・・・を引き合いに出して評論するのは、あれは訓練の賜物なんで、私のようにただ飲んで喜んでるだけの者にはできないんです)。

 南アフリカはかつてオランダの植民地であったのでワイナリー名も製品名もオランダ語。植民地とかアパルトヘイトとかその後も続く混乱とかいろんなことが思い合わされて、ただおいしいだけじゃなく、ちょっと胸にさざ波の立つワインです。賑やかに楽しむのもいいけど、そんなワインを飲むイブもあっていいんじゃないか?私たちは異教徒だけど、せっかくのイブだもの。

御使は言った、「恐れるな。見よ、すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。きょうダビデの町に、あなたがたのために救主がお生まれになった。このかたこそ主なるキリストである。」(ルカ福音書第2章10-11)

すべての民に与えられる・・・大きな喜び・・・うーむ・・・

| 飲酒日誌 | 13:53 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
近頃飲んだ酒 2010年12月中旬
 最近始めた「今日飲んだ酒」ですが、書き始めた途端に公私共に何かと忙しくなってしまい、しばらく途切れてしまいました。さらに自らを省みるに、飲んだその日のうちにその酒について何事かを書いてアップするという律儀な性格では到底なく、ということは常にタイトルを偽らざるを得ないわけで、それなら「今日飲んだ」じゃなくて「最近」とか「このごろ」とかゆるくした方がより真実で気持ちも楽だ、ということに思い至り、「今日飲んだ酒」改め「近頃飲んだ酒」とすることにいたしました。

 というわけで、12月中旬編はさっそく3連続でいきますよ。

近頃飲んだ酒-1:「出羽桜 桜花吟醸酒誕生三十周年記念酒」
出羽桜 家飲み用に買った山形のお酒。ふだんはもっぱら値段の張らない普通酒ばかりなのに珍しく吟醸なんて買ったのは、「出羽桜」にはちょっとした思い出があるからで、私が初めて飲んだ吟醸酒が「出羽桜」なのです。
 もう20年以上前になりますか、大学の同期で卒業後は故郷の山形に戻って高校の先生をしている友人のY君から結婚披露宴に招かれ、山形を訪れました。その披露宴の二次会で出たのが地元の酒「出羽桜」の吟醸酒。当時は今ほど吟醸酒が一般的ではありませんでしたから、私はここで初めて吟醸酒を飲み、そのフルーティな香りとさわやかな味わいに圧倒されました。本当に「何じゃこりゃぁ!」って感じでしたね。
 ところでなぜかY君は数年後に離婚してしまい、多分そのせいで私も彼の結婚関連の記憶をそれとなく封印してしまったらしく、季節がいつだったとか会場が山形のどこだったとかいうことは全然思い出せないのですが、「出羽桜」吟醸酒のあの衝撃はあまりに強烈で今も忘れません。Y君もその後再婚して、今では幸せな家庭を築いています。めでたしめでたし。

 この記念酒は限定発売で(そりゃそうだ来年になったら三十周年じゃなくなっちゃうもの)、通常の「桜花吟醸酒」よりお買い得なお値段になってます。ありがたや。
 裏ラベルにこの酒の説明書きがあり、当時の酒蔵の志のあるところを示したよい文章と思うので、ここに書いておきます。
-------------
 三十年前のこと、吟醸酒は鑑評会用に作られ、一般に売り出されていなかった。桜花吟醸酒は、その吟醸酒を誰でも手の届く一般の酒にした。
「日本酒のすばらしさを伝えたい」
「手造りの技の凄さに触れていただきたい」
その想い、執念から・・・。一粒の米から、この芳香と淡麗な味わいが生まれるとは、誰も想像できなかった。
 原料米は、高価な酒造専用米を使わず、山形の地米を半分まで磨いた。高価な特殊瓶ではなく一升瓶に詰め、一般酒の価格にコーヒー一杯分を上乗せした求めやすい価格に抑えた。山形県の酒造技能士第一号取得者、名杜氏、故「富樫広太」の柔軟な発想、卓越した技が桜花吟醸酒を生み出した。世に吟醸ブームを起こしたと後に伝わる。
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 裏ラベルによるとこの三十周年記念酒の原料米は「国産米100%使用」となっていて、麹に「出羽燦々」(1997年に品種登録された山形県産の酒造好適米)を使っている通常の「桜花」とは区別して作られています。三十年前の吟醸酒の復刻版ということになるのでしょうか。私があの日山形で初めて飲んだ吟醸酒も、これと同じものだったのかな・・・うーん、おいしい!よーしY君の思い出と幸せのために、もう一杯いっちゃえ〜!(酔)

 あとの2本はワインです。

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| 飲酒日誌 | 20:28 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |

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